今日は新潟の社会福祉法人さんです。地域のケアマネさんと合同研修会でした。(2018.7.10)
イギリスの小説家、サマセット・モームの名言「人生最大の悲劇は・・・」
「人生最大の悲劇は死んでしまうことではない。それは愛することを止めてしまうことだ」
「大事なことは、愛されることよりも愛することだと私は知った」
愛されなくなることが悲劇であると思っていましたが、
それよりも「愛する」ということを失う方が辛い、
ということでしょうか。
確かに、愛する対象がなくなる、
好きなものが何もない、
何をしても退屈で面白くない・・・
という状態は生きる意味や意欲を失いそうですし、
毎日が楽しくなるとは到底思えません。
ついつい、何でも仕事に結びつけて考えてしまいますが
「介護」の仕事にも当てはまると思いました。
利用者の「愛する」という
心の動きを喚起するようなケアが重要だ、ということです。
だから、家族や知人との交流、子どもとの交流、
動物、園芸、趣味活動など、自らが世話を受けるだけでなく、
「愛を注ぐ対象を意識的に作っていくこと」が求められる、
ということになるのでしょうか。