長坂和樹プロのご紹介
機能改善を目指し、リハビリに特化した施設を運営(2/3)
転びにくい身体づくりをコンセプトに、運動プログラム「若彦の郷コアストレッチ®」を構築
長坂さんの施設では、当初1日滞在型のリハビリサービスを提供していましたが、2015年から半日型に変更しました。
「農繁期などにおじいちゃん、おばあちゃんを1日中預かり、食事や入浴も済ませてほしいという家族のニーズはあります。お気持ちはよく分りますが、それは別の事業者にお任せして、弊社はリハビリだけに集中しようと決めたからです」
2期目に黒字となっていた事業は、半日型のリハビリ施設に転換後3、4期目は赤字に転落。売り上げが3分の1に減り、職場を去るスタッフもいたといいます。
「とても厳しい時期でした。でも、リハビリの大切さを知ってほしいし、症状を和らげて、ご自宅での生活を安全に、安心して過ごしてほしいという思いはどうしても譲れませんでした。私どもの真価を問われた時だったと思います」
自身の方針を貫いた長坂さんは、「高齢者を転びにくくする専門施設」をコンセプトに、体づくりにも尽力。体幹部分を大きくひねりながら伸ばしたり、浴槽をまたぐ動作をイメージして左右、前後にステップを踏んだり、13種類の動きを取り入れた独自の運動プログラム「若彦の郷コアストレッチ®」を構築しました。
「立ち上がるのが楽になった」「安定して歩けるようになった」といった評判が広がり、利用者が増加。PR活動やコミュニティーづくりも行った結果、5期目から黒字に回復したそうです。
「経営が大変だった時も離れず支援してくれた方々や、『ここがいいよ』と他の人に紹介してくれた方々のおかげです」と感謝を語ります。
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