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伊藤龍吾

「日本人の心」を追求する空手指導のプロ

伊藤龍吾(いとうりょうご)

新國際空手拳法道「士衛塾」山梨県支部

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コラム

~ 士衛塾空手を通して、伝えたいこと 9 ~

2019年7月11日 公開 / 2019年7月18日更新

テーマ:伝えたいこと



~士衛塾空手を通して、伝えたいこと~

士衛塾山梨の門下生に向けた、私からのメッセージを過去のニュースより転載します。


2018年 5月号 士衛塾山梨ニュースより

 私事ですが、3月中旬から椎間板ヘルニアによる右足の坐骨神経痛に悩まされていました。10代後半からずっと悩まされていた箇所の手術をして約10年が経ち、今度はその上の部分のヘルニアだそうです。
 私としては、過去に自殺を考えるほどの痛みの恐怖の再来が来るのではと思い、3月25日に行われるKWF世界カラテグランプリの出場はギリギリまで様子を見てダメなようなら見送ろうと思っていました。
 しかし、幸いにも痛みは重くならず、軽くなっていってくれたので出場を決めました(おかげ二週間組手をやらずに試合に臨む結果となりましたが 笑)。もうひとつはトーナメントが発表になった時、私のクラスの外人選手の多さと私のトーナメントの位置(シードの位置でした)。ここへ私を置いた主催者の 田中先生の意図を汲めば、日本人の威信をかけて外人選手の勝利を阻まなければいけないことは明白。例えここでダメになっても出なくちゃ私のプライドがダメになってしまうと思いました。重複しますが、幸い痛みもなく試合に臨めました。
 結果は、準優勝でした。私のクラスは16名のうち7名が海外勢で、決勝までの4試合で3名の海外勢と対戦しました。スイス、ポーランド、ロシアと拳と拳の国際交流を行いました。素晴らしい方々と対戦ができ、幸せでした。決勝のロシア選手はとにかく素晴らしかったです。新たな目標ができました。
 驚いたことはその後でした。日本人の入賞者は私一人だったためか、FacebookやInstagramの友達申請やフォローが爆発的に増えました。スリランカや中国からは電話がかかってきたり・・・。そんなにリスペクトされることなのだと、改めて気づかされました。
 確かに「世界カラテグランプリ」です。優勝したロシアの選手は地元の空港で出迎えの人びとの歓迎とTV取材、ニュースの放映がされていました。

 士衛塾の選手たちは、海外試合や世界・国際大会への出場や入賞が当たり前になってきていて、周りからすると偉業を成し遂げているのにもかかわらず、当事者は慣れてしまったせいか、無頓着に過ごしています。慣れて良いものなのか、どうなのか(笑)
 私は、数ある空手道場の中で、士衛塾は、この小さい山梨県から世界に行ける数少ない道場の一つだと思っています。特にフルコンタクト空手では唯一でしょう。ホームページに掲載してある通り、「地域に根差し、山梨から世界へ!」です。
 しかし、当初は「世界」なんて想像していませんでした。今思えば、やれば出来るものだと改めて思います。私自身「夢は叶う」ことを身をもって体験している一人です。だからこそ、「思えば叶う」ことを皆に体験してもらいたいわけです。
 さて、夢のつづきですが、先月の塾報は、伊藤里紗特集でした(笑)里紗先生も夢を叶えた一人です。
 小さい頃から「空手の先生になりたい」夢を叶えています。帆南先生も同様です。里紗先生は、10年の新潟での修行を終え山梨に戻ってきました。これからは、国際総本部で修行をした人間が毎日山梨で指導することとなります。とても楽しみです。今後ますます良い方向に山梨は伸びていくことでしょう。鍼灸師として、選手はもちろんですが、保護者の皆さまの体のケアや美容針もできるので、ぜひご用命をお願いいたします。

 私の経験上、組織が良くも悪くも変わる時(士衛塾では、良い意味で発展する時)は、必ずドロップアウトする人が出てきます。組織全体が良くなったり、拡大していくことについていけず、批判をします。
 気持ちはすごく分かりますが、組織が向上しても一人一人の練習ややるべきことは、実は何も変わっていません。どれだけ士衛塾が世界チャンピオンを作ろうとも、私も含め、一人一人がやるべきことは変わりません。
 「与えられた時間を一生懸命過ごす」だけです。

 今回作成したチラシが好評でした。「やさしい 護身空手」をメインにしました。
 普段の空手技で行う、相手を制して極める護身術はもちろんですが、きちんとセミナーを受け、相手を制するのではなく「優しく収める護身術」の上級講師も取得しました。相手にケガをさせない、痛めつけない護身術です。介護や医療現場、接客業や学校、企業など様々なところで使えます。空手未経験者の私の妻も上級講師の資格を獲れたのが、誰にでもできる何よりの証です。
 これからは、こちらも広げていこうと思っていますので、保護者の皆さまはもちろん、勤務先などでお呼びいただければ、お伺いします。

 4月7日に行われた第2回越山杯(型大会)ですが、選抜クラスに出場した選手や初中級に出場した選手も含め、全員が賞状を頂きました。その中でも、中村伊吹、堀口隼は、練習では見せたことのない、素晴らしい出来栄えでした。
 坂井力丸は、初優勝!安定感のある型は素晴らしいです。宮下聖矢もしっかりした土台から繰り出される技には安定感があります。
 空手は、基本・型・組手が全て揃って空手です。スポーツと違い、守るのが得意、攻撃が得意なとどと役割分担はありません。三位一体を極めることこそが武道だと思います。
 確かに個人差で、組手が苦手、型が苦手(基本が苦手は非常に困りますが・・・笑)はあるでしょうが、挑戦を続けることが大切です。
イヤだから、ヘタだから、ニガテだから、ヤラナイ・ニゲルでは困ります。立ち向かってこそ、新たな自分が発見できます。選択するのは、せめて黒帯になってからにしてください。もちろん、シニアや女性はこの限りではございません。

 今回の越山杯に出場した選手を見ていてもわかることは、型の意味を分かっている選手と、ただ型を順番通りに無難に行っている選手に差が大きかったように見えます。型は相手がいない約束組手のような物。実戦を想定していないと「ただの厳ついダンス」です。その型に意味を持たせるのは、組手という実戦です。組手を強くするのは、型という約束組手です。その根本にあるものが「基本」です。さらに大事なのは「立ち方」、つまり「土台」です。家でも土台がしっかりしていないと崩れてしまいます。立ち方という土台を太く頑丈にさせるのが移動稽古です。手技だけに意識を持ってくるのではなく、足元に意識を持ってきましょう。

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