廣瀬敏プロのご紹介
夏は涼しく冬は暖かい「GEOパワーシステム」の家を提案(2/3)
自治体からの補助や県産材使用のぬくもりある空間も魅力
冷暖房を使う頻度が減れば、光熱費の削減やCO2削減にもつながります。また地中のパイプの中には、常に一定量の水が滞水する様に給排水するセンサーが働きます。この管内の水は取り込んだ空気から花粉やちりを吸着し、湿度も調節する機能があります。
廣瀬さんらは「室内の心地良さを実際に体験してもらいたい」と、埼玉県越谷市にあるGEOパワーシステム体感館に希望者を案内するツアーも実施しています。
住宅が国の補助事業の対象になっているのも魅力の一つです。
「私どもグリーンエネルギー利用技術研究会は、国が木造住宅の生産体制を強化し環境負荷の低減を図る『地域型住宅グリーン化事業』の施工グループに認定されています。住宅は断熱・省エネ・創エネの三つの効果を持つZEH住宅(=Net Zero Energy House)に該当し、自治体から一定の補助が出ます」
グループは、住宅に県産材を使うことにもこだわっています。
「県土の多くを森林が占める山梨には品質の良い木が豊富にあります。県産材を家づくりに取り入れ、地産地消を図ることで、森林の適切な管理や、木を扱う職人の技術継承などにつながる利点があります」
土台、柱、梁などの骨組みは、桧、杉などの県産材を使用し、特に強度が求められる大スパンの梁には米松や集成材を使い、内装材には調湿効果や木の香がリラックス効果を生む桧、杉を用いるなど、木の特性を生かしながら適材適所で活用します。ぬくもりのある空間も創出でき、建てた人から好評を得ているそうです。
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