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【MECEを理解して、ビジネスに応用しよう!】
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ビジネスの現場においては、様々な問題を解決する「問題解決手法」が必須スキルとなっています。その中でも「論理的思考」によって正しく物事の本質を見抜き、解決策を策定するスキルが求められることになります。ここで「MECE」という考え方を理解しているとより正しく論理が構築できるようになります。今回は「MECEを理解して、ビジネスで応用しよう!」というテーマでまとめていきます。
1. そもそもMECEって何?
MECEは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略語で、「モレなく、そしてダブりなく」という意味を表します。問題解決において正しく論理を構築するために必須の考え方として活用されています。イメージしやすい例としては、日本を「東日本」と「西日本」に分けると「MECEである」と言えるのに対し、お金を「紙幣」と「貨幣」に分けると「預金や電子マネーが抜けている」ので「MECEではない」ということになります。
2. 問題解決にはMECEが必須!
相手になにかを説明するとき、モレやダブりが含まれてしまうと、説得力に欠けてしまいます。ダブりがたくさん含まれていると、選択肢や解決策がたくさんあるように見えても、実際はほとんど同じことを羅列しているだけになっているかもしれません。また、モレがある場合では「間違った解決策」を選択する可能性すらあるのです。
3. トップダウンとボトムアップ
MECEに論理を構築するためには、2つの方法を活用します。それがトップダウンアプローチとボトムアップアプローチです。トップダウンアプローチは、大まかな内容から細かく分解しながら考えていくやり方です。社会人に必要なスキルを考えるときに、「文章力」「協調性」「問題解決力」...といった感じで分類していくイメージです。反対にボトムアップアプローチは、細かい内容をかき集めて全体の論理を構築していくやり方です。ビジネスマンにアンケートを取り、「説明が苦手」「資料作成が上手くなりたい」といった声を集めると、ビジネスマンに必要なスキルは「説明力だ」と論理を構築できます。ここでMECEを意識してグルーピンていくことで、より精度の高い論理を構築することが可能になります。
○まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビジネスにおいては「MECE」を意識して、論理的思考で問題解決を進めていく力が求められます。正しく「MECE」な論理を構築できれば、ビジネスにおいて様々な問題を解決したり、スムーズな問題解決が可能になったりと、あなたを助けてくれる強力な武器になります。トレーニングすれば、正しく「MECE」な論理を構築できるようになりますので、日常や仕事上の物事を分類する練習から始めてみてください。