色彩にこだわった展示会ブース装飾事例

こんにちは！クリスタル企画の岩谷です。
今回も展示会出展の際に参考になるブースデザイン・装飾の事例をご紹介します。

今年3月に行われた第19回 FC EXPO【春】ー【国際】水素・燃料電池展ー
世界29カ国から1,153社が出展する展示会に弊社もご依頼を頂き、ブース施工をさせていただきました。

FC EXPOとはどんな展示会？

2050年カーボンニュートラル実現に向け、発電・輸送・産業といった幅広い分野の脱炭素化に資する水素がカギを握ります。世界最大の本展には水素の社会実装に向けて、水素を「つくり」「はこび」「ためて」「つかう」ためのあらゆる技術が出展し、世界各国から専門家が来場する展示会として業界に定着しています。世界中から人と情報が『リアル』に集まる本展は、face to faceで水素ビジネスを加速させる重要なプラットフォームです

【引用元】水素エネルギー分野の最新技術が集まる世界最大の展示会

施工の様子

今回は木工デザイン8小間の施工をさせていただきました。
会場入口から歩いていくとまず見えるのが『山梨県』と書かれた看板。
こちらの看板は、水素＝水をイメージした、やわらかい感覚で円形の形状に仕立てられています。
周りをぐるりと歩いてみると、山梨県を代表する有名スポットや風景が贅沢に描かれているのが印象的です。
グラフィックや写真の出力をパラペットに入れていることで視覚的なアピール力もばっちりですね！

スタイリッシュな空間

ブース内は白を基調とした清潔感のあふれる空間に青をアクセントした
スタイリッシュなイメージとなっております。
アールのしっかりしたパラペットは木工ならではの造りになっており
ブースの内部にお客様に入って頂けるよう、柱の場所も回遊しやすいように構造されています。

また、驚くべきことにブース内に12社が出展しております。
一つのブースに多数の企業が出展する場合スペースの配分やレイアウトがとても大切です。
今回はパネルを使用して各社の事業内容がそれぞれパネルで紹介されており映像を使って来場者の方に分かりやすく説明ができるようモニターも入れています。

弊社では、各社のスペース配分にこだわり見た目も美しく
それぞれのサービスがより一層引き立つ展示を実現致しました。

スペース不足でお困りの方へ！収納スペースをご紹介

壁面についている棚に、白い蓋のようなものがついていることがわかりますか？
こちらは、外れるようになっていてパンフレットの在庫や事務用品なども入れておくことができます。
収納場所などに困っている方もいるのではないでしょうか。
わざわざ裏のストックに行ったりすることなく、また視覚的にもスタイリッシュな収納を確保できるというメリットがあります。

ブース施工における照明の役割

みなさんは照明がとっても重要なことはご存知でしょうか。
今回のブースは12社すべてのパネルがよく見え、説明内容も読みやすいように多めに配置しています。ブース全体が明るくて目立ちますね。
照明の配置・色によって、製品の特長やディテールを際立たせることができます。
弊社では、現場での様子も必ず確認し、足りないなと思うところには追加のご提案などをいたします。

図面通りにつくることはもちろんですが、現場での状況を見て判断することも大切です。私たちは図面通りブースをつくって終わり、というわけではなく現場でのフォローもしっかりといたします。