アクセサリーやジュエリーの金属アレルギー

～アクセサリーやジュエリーの金属アレルギー～

　このところ、アレルギー問題が増加していますが、その中にアクセサリーによる金属アレルギーが多々あります。
アクセサリー内部の金属成分が、何らかの原因で体内に入り、金属アレルギーを起こす場合があります。アレルギーを起こしやすい金属はニッケル、コバルト、クロムなどです。

　ジュエリーにはアレルギーを起こしにくい金、銀、白金（プラチナ）などが使われていますので比較的安全です。

　アクセサリーの場合は素材が特定できませんので、金属が接触しているところや、接触部以外にも湿疹やかぶれ、皮膚炎をおこすなど、皮膚に異常が生じたら、直ちにアクセサリーを外し、専門医の診断を受けましょう。

　アクセサリーの中では地肌に直接つけることのないブローチは安全です。ただブローチのピンが肌につかないように気をつけましょう。ネックレスやペンダントは首元につくものは避け、長めの物を選び、肌に触れないようにしましょう。

　金やプラチナや銀でもアレルギーを起こしやすい人は、肌につけるリングやイヤリング、ピアスは避け、ネックレスやペンダントを襟のついたブラウス等の上からつけ、肌に触れないようにしたらいかがでしょうか。直接肌に付けたい場合は、宝石（真珠、ブラックダイヤ、ブラックスピネル、水晶など）だけのネックレスもありますが、金具に金属を使用しますので普通の長さでは金具が肌に触れますのでアレルギーを起こすこともあるでしょう。通常の長さ（42㎝程度）でエンドレス・ブレスレッドのように伸縮紐を使って、金具を使わないネックレスを造り、頭からかぶってみたらどうなるのか・・・・・・・研究してみたいと考えております。

　アクセサリーやジュエリーは心に良い作用をもたらし、周りの皆様にも元気を与えてくれます。より多くの皆様にアレルギーの心配なくご愛用いただける合金の開発が待たれます。

宝石専門店・ダイヤのオノスペシャル
小野指環店
991－0031
山形県寒河江市本町3－7－11
☎0237－84－2927　http://www.onoyubiwa.com info@onoyubiwa.com