宝石の女王・真珠

小野修介

小野修介

真珠ジュエリー
真珠は宝石の女王と云われ、需要が多く、必需品ジュエリーだと思います。最近ではカジュアルからフォーマルまでと幅広くご愛用されております。最初にネックレスをお求めになられ、リングやイヤリング、ピアスなどはネックレスに合わせてのオーダーが多くなっております。

【真珠とは】
真珠貝の真珠層(貝殻の内側を構成している層)で形成された球状物質です。海水産と淡水産の2つに大別され、現在ではほとんどが養殖によりつくられています。

【真珠の種類】
真珠の種類としてはアコヤ真珠(アコヤ貝)、白蝶真珠(白蝶貝)、黒蝶真珠(黒蝶貝)、マベ真珠(貝)、淡水真珠(イケチョウ貝、カラス貝)、コンク真珠(コンク貝)等です。

【真珠の品質】
真珠の品質はダイヤの様に明確な品質基準は存在しておりませんが、下記の要素が一般的です。
◎テリ
 真珠の輝きや光沢のことで、表面が滑らかなもののほど、美しい光沢を見られます。
◎巻き
 核を取り巻く真珠層の厚さの事で、「巻きが良い」とは、真珠層が厚い事を示します。
◎大きさ
 大きさは大きいほど高価になります。アコヤ真珠の場合、直径が5~6ミリ未満を小珠、6~8ミリ未満を中珠、8ミリ以上を大珠と呼びます。
◎形
 一般的にはラウンド(真円)に近いものが高品質と云われますが、調和のとれたバロック真珠も高く評価されることがあります。
◎色
真珠の種類で違い、また、好みにもよりますが、アコヤ真珠の場合はピンク、ブルーピンクの評価が高いです。
◎傷 
 ほとんどの真珠には、くぼみや突起があります。それらの大きさや場所、数などによって評価
 が決まります。    
◎連相
 ネックレスの様な連状のものは、粒の大きさや色調が揃っていることが高品質とされます。

【真珠ジュエリーの取り扱い】
硬度が3.5と低いですので、傷が付き易いです。
真珠ジュエリーは、お化粧、ヘアスプレーを済ませ、香水が乾いてから、身に付けて下さい。
少しでも真珠に触れたなら、柔らかい布で拭きとって下さい。酸、アルカリ、果汁に触れたら、真水で流すのが良いです。真珠の基本の手入れは、拭くことです。
入浴の際は外すこと、そして、保管の際は、乾燥剤、防虫剤などを使用しないことです。

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小野修介
専門家

小野修介(ジュエリーデザイナー)

宝石専門店 小野指環店

何十万個以上のバーチャル在庫を有し、完全オーダー制という独自の販売システム「オノスペシャル」を開発。リーズナブルでオリジナルなジュエリーを販売している。宝飾に関するあらゆることに相談に乗ってくれる。

小野修介プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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