ジュエリーの起源

【ジュエリーの紀元】
　ジュエリーが登場したのは約10万年前。中国で発掘された旧石器時代のペンダントだそうです。石、動物の牙、貝などでした。また、4万前に出現し、ほぼ現代と同じクロマニヨン人が加工した貝殻のネックレスが見つかったそうです。その時代は生きていく為に必要な実用品的であったと思われます。強い動物の骨、牙、爪などを身に付けることにより霊力を自分に宿らせ、悪霊や猛獣から身を守ろうとしたのではないでしょうか。そして、集団社会の中で、魔除け、お守りとしてだけでなく、富のシンボルともなっていきます。その後古代エジプトでは紀元3000年頃より、ラピスラズリ、トルコ石、メノーなどをカットし金を加工してジュリーとしました。リング、イヤリング、ネックレス、ブラスレッド、アンクレット、髪飾り等々、現代の主要なジュエリーの種類は、ほぼこの時代に出そろった様です。
　　　　　　　　　　（参考文献：水野孝彦氏・影山公章氏・石崎文夫氏　著　のジュエリー・バイブル）