片方だけのイヤリングやピアス

2019年3月20日

テーマ：失くしたイヤリングやピアスの活用

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：ジュエリーコーディネーター

片方だけのイヤリングやピアス

ジュエリーの中で最も紛失しやすいのがイヤリングやピアスですね。イヤリング、ピアスをご愛用なされる皆様に経験がおありかと思うのです。
片方だけのイヤリングやピアスを持たれ来店なされる人が結構多いです。
皆様は紛失した場合はどの様になされておられますでしょうか？色んな例を書いてみますが、個人的には、残ったジュエリーを見本に片方を作るか、別なジュエリーに作り直して欲しいです。思い出のジュエリーでしたら殊更強くお勧めします。
その際は色んなご提案を申しますので、是非、お出かけ頂きたいです。

①残った片方を見本に作る。
ダイヤ、真珠、サンゴなどの宝石が入った場合は比較的簡単です。金具は既製品ですので原則、ペアで使わねばなりません。
金属(金やプラチナや銀など)が中心の場合は、金具はやはり既製品、デザインの部分は鍛造法(手作り)かワックスからの鋳造法となります。シンプルなデザインは鍛造法、複雑なデザインは鋳造法をお勧めします。

②別なジュエリーにリフォームする。
イヤリング、ピアスの内容に依りますが、ペンダントやリングにリフォームすることが多いです。何になさりたいか分からない時は、当店がご提案を申します。

③片方だけを単独で使う。
男性の人に多いですね。ピアスの場合ですと耳にだけではなく、身体の色んな場所に付ける人がいますので個性的な使い方と云うことでしょうか。

④ペアでない使い方をする。
例えば、右がアコヤ真珠で左が黒蝶真珠、右がダイヤで左が金、などです。色んなパターンがありますね。

⑤売る。
宝石店や買取り店で現金に換える。地球に優しいリサイクルはとても重要だと考えます。電話や訪問での買取りには応ぜず、信頼できるお店でのご相談をお勧めします。
当店でも買い取らせていただいております。

⑥その他
上記以外での活用の仕方がありましたら教えていただきたいです。ジュエリーの使い方も日進月歩、色んな楽しみ方も増えておるようです。
ジュエリーは修理を必要とすることがとても多いです。ほとんどが直ぐには直せないことが多いです。使えない状態になりましたら、直ぐに宝石店へお出かけください。出来るだけ早く使えるようになされて頂きたいです。
ジュエリーは皆様を美しく飾るだけではなく、お守り、開運、癒しの効力があります。仕舞って大切にするのではなく、大切にご愛用頂きたいです。
宝石店は入りにくいと言われます。私もそう思います。敢えて申します。「入りにくくともお入りくださいね。楽しい空間ですよ。」