W杯と西日本集中豪雨
新年度にふさわしい船出のニュース
昨年9月、私は本コラムにサッカーW杯での惨敗について書いた。日本協会がきちんとブラジルW杯の敗戦総括をしたのかどうかわからぬが、既定方針で決まっていた如く決定した後任監督は金銭疑惑で辞任。この監督は最近の報道でも、自身の口座に大金が入金されたが返金したというようなことを平然と自国の裁判所で陳述したらしい。
へえ~、自分の口座に大金が入ってきて、その理由も分からずそのまま返金するもんかねぇなんて私は思ってしまう。こんな人物に日本協会は契約金や監督報酬として大きなお金を支払ったのだろうと思うと、私たちが何がしか負担するお金が協会に行ってないんだろうなとか、指導を受けなければいけなかった選手たちを気の毒に思う。
さて、昨日、新生ハリルJは大勝した。ハリル新監督になって2連勝。しかも投入する選手が次々と得点し、代表初ゴールを飾った。「なんか、ハリルすごいね、いいんじゃね!!」っていう予感。明日の新年度のスポーツ欄の紙面を飾る言葉を予想したくなったひと時だった。この得点ラッシュも、ハリル監督が短期間に日本の現状分析について物凄い勉強をして、計算づくで選手起用をしている賜物だ。
新年度に入り、消費増税から1年。更に値上げの時期でもある。わが山形県の景気はどうなんだろう。色々な観測は専門家に任せるが、私がひとこと言いたいことはなんか「責任を取る」という言葉がやけに軽くなった世の中だなって思う。言葉だけが空虚に響き、実際は責任の所在が曖昧だったり、うやむやになったり、時が経ったら忘れるだろうなんて思ってるのかな。
これから日本は、山形県は、将来に向けて地方活性化と子供たちの未来そして私自身も含まれるが高齢社会の安心した生活のための住みよい共生社会を作らねばならない。
そのためには、おかしなこと・変なことにはきちんとダメと注意でき軌道修正させる世の中、また、おかしなことにはきちんと説明させて必ず責任をとらせる公平な司法を益々守らねばならないと思っている。