医療同意についての一考察
毎日が寝不足・・・4年前から決めていたから、今年の6月はサッカーW杯中心のスケジュールを組みました。毎日夜はブラジル旅行です。日本は決勝トーナメントに進めませんでしたが、きちんと進んだ国はスーパースターがしっかりと得点に絡む仕事をしています。
7月に入り、まだまだ深夜のブラジル旅行は続きますが、7月初日の昨日は、仙台市で特別研修「死後の事務」を受講してきました。今月は業務に付随したスケジュールも忙しくなりそうな予感です。
昨日の特別研修では、成年後見に大きな実績を有する講師の生の講演はとても役立つものでした。色々な情報を取捨選択し、高齢者介護に役立てるのも介護力アップに必要です。
我が国では約8割の方が病院などの施設で死亡すると言われていました。しかし、このコラムで何度も書いたように、国は在宅医療の転換を強力に推し進めており、年間死亡者数が125万人を超える現在では、自宅で家族が亡くなる事態が間違いなく多くなります。
「畳の上で死にたい」という言葉があります。これは外出時や病院で亡くなるのではなく、家族から看取られながら自宅で旅立ちたいという意味ですが、今やこの自宅での死亡が大変なことになっています。
死亡を証明する書類を作成してもらうために、病院で死亡するよりも多額の出費がかさんだり、あれこれ用意しているうちにすぐ銀行口座が凍結されてしまい、葬儀等の費用を準備できなくなるという事態が生じています。介護に携わるご家族は、取り残された悲しみに浸る間もなく、まずお医者さんに連絡するの、警察に連絡するのといった具体的な疑問にぶつかります。
こんな時に右往左往しないように、次回からは在宅介護の介護力アップ情報をお知らせして、皆さんとともに個の力のアップを図っていきたいと思います。介護のスーパースターに近づけたら幸いです。