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入澤和志郎

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入澤和志郎(いりさわわしろう) / 葬儀

有限会社 風車

コラム

新盆前の海洋散骨葬

2022年8月26日

テーマ:海洋散骨

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: 遺品整理不用品回収部屋の片付け

定年を迎えられこれから余生を楽しもうと・・・。そんななか大病に倒れ71歳の若さでこの世を去ったお父さん。船釣りが大好きな方だったようで、思い出の港から出港し散骨葬でお父さんを送りたいとのご遺族のご希望を叶える為いつもとは違うお隣の港からの出航となりました。

当日は天候にも恵まれ風も無く穏やかな洋上、これ以上ない環境のなか海洋葬を執り行わせて頂きました。散骨と一緒にとご遺族様が準備したのは、お父様の好きだったお酒に煙草、変わり物としては菜園作業もご趣味だったようで野菜の種に、釣り餌の海老まで!? 

散骨葬
散骨葬
散骨葬

海面は鏡状態で本当に年に一度あるかないかの好条件。海面に白く広がるお父様に花びらが重なります。この時ばかりは皆さん神妙な面持ちで合掌。波間に流れ行くお父様を静かにお見送りです。ご遺族皆さんでお父様に声を掛けながら海面に捧げる光景は大変微笑ましく見受けられました。
親族や小学生のお孫さんも乗船を頂き笑顔溢れるなかで全ての祭事を終えることが出来ました。帰港後には船先に乗り御孫さん達と記念撮影などもされてました。穏やかな海洋状況にもより帰港後は皆様終始穏やかな表情で港を後にしました。

散骨葬
散骨葬
散骨葬

帰社後早々に報告書作成、海洋散骨証明書、スナップ写真など整理してご報告させて頂きました。亡きお父様の海洋散骨葬のご用命を頂き有難う御座いました・・・合掌

海洋葬についてのお問い合わせは・・・こちら

都会で暮らすご依頼主 屋内清掃と庭の雑草処理 空き家の販売ご依頼

先月来、ご相談頂いておりました空き家販売に伴う内覧会で、少しでも見栄えをよくするためにと数年荒れ放題に伸びた庭の雑草整理のご依頼受けました。

雑草除去
雑草除去
雑草除去

雑草処理作業と言ってもその後の自宅販売を考えますとシルバー人材センターさんの請負作業内容とは少し私共の仕事の構えが違います。お安い経費でいかに見栄え良く作業をするか、この後に控えてます実家販売に影響しますので、草刈り除草と言いましてもお庭の隅々まで徹底した作業を心掛け、ご契約時の作業項目に含まれていない家壁やブロック壁などにへばり付くツタまで徹底撤去をさせて頂きました。
延べ2人作業で3日ほど掛かり、商売としての計算では全くのご奉仕作業となりましたが、作業後の現場を見た不動産屋さんはとてもビックリされておりました。
「いや~これは凄い作業でしたね!有難う御座いました」

雑草除去
雑草除去
雑草除去

私共はご依頼頂いた内容一つ一つを切り分けて作業をこなすのではなく、親の家の販売依頼から草刈りまで一連の流れでご依頼者様にとってどうすれば最善かを考えて作業しております。ご依頼者様との事前の打ち合わせでも丁寧な説明を心掛け、可能な限りご要望にお応えするようにしています。

今後予定しています母屋本体のリフォームには少し掛かりますが、庭の雑草が新たに芽吹く前に販売決まるよう不動産屋さんには頑張って頂くきたくお願いします。

県外に暮らすご遺族 亡き父の故郷の海で海洋散骨葬

春頃よりご相談頂いておりました散骨案件になります。父の故郷の海で亡き父を送りたいとご家族からのご依頼でした。
当初はお盆休み中に執り行いたいとの事でしたが当社もお盆休み休暇となる為、日程調整させていただきお盆明けにスケジュールを組ませて頂きました。
お盆前に送骨して頂き粉骨後に社内の仮の祭壇へ安置、散骨当日までしばらく待機となりましたがお盆休み中に誰も合掌する人が居ないというのは可哀そうと、私の方でご遺族に代わり毎日仏様にご挨拶お声がけをさせて頂きました。

散骨日の天候にはとても惑わされました。
一週間程前から電話でご依頼者様と日程調整しておりましたが、はっきりしない予報に海洋葬実施の決定が出せず、そうこうしてるうちにご依頼者様ご一行は2泊3日予定で来県、海岸沿いのホテルに滞在。その時を待ってましたがご予定頂きました3日間、どう言う訳か注意報が多数発令!大雨、強風、土砂災害、雷注意報!!!とても出航出来る天気では御座いません。

ホテル滞在初日は先様もホテルの窓より海を眺め納得されたようです。ただし天気予報を精査しますと翌日の夕方のわずか2時間ほどは雨も止み、風も落ち着く予報!30分間隔の天気予報、海のプロ専用の天気窓口、一般の方はほとんど目にすることのない天気図予報欄などから波も1メートル程に落ち着くと見て取れます。
「この機を逃したら!」と、双眼鏡片手に港から海を眺めうねりの大きさを確認、港の出入り口など寄せる波の勢いなど精査致しました。港の出入り口などは波も少し高めで波立ってるようにも見えましたが航海安全上問題ないと判断致しました。
前日からの警報や注意報が昼前に全て解除、これは凄い事です。今夜半からまた強風注意報、大雨、高波注意報が出る予報の中です。奇跡です。

散骨葬

お昼に「本日、午後4時出航出来ます、港でお待ちしております」とホテルで待機のご依頼者様へご連絡すると、
「えっ!出来ますか?本当ですか!」
「嬉しいです!有難う御座います~」
出航の連絡に亡きお父様のご友人さんも花束を持って港へ駆けつけてくれました。出航する仏様、ご家族様のお見送りです。
港の出入り口はさすがに波も少し高めでしたが下調べ通り沖合は波も予報通り1メートル以下で風も無風状態、少しパタパタと騒ぎ波も時々と言った感じでしたが乗船者の方には会話や笑顔が見えます。

散骨ポイントに到着、船も少し揺れ動くなか海洋葬が始まります。初めに三点鐘と黙とう・・・。
故人様がこれから旅立つ大海原へ献酒、献水、海の神様に安全航海のお願いとご挨拶です。続いて散骨、左舷、右舷同時に始まりました。
「さようなら~」
ささやくような小さな声でしたが私どもにもしっかりと聞こえてます。海面を漂う悪戯な風、舞い上げるお骨に、
「お父さんが被さってきた~(笑)」
また別の方は袋の中へ手を差し込んで自身の手のひらから直接お骨を海面に。表情を見ますとこちらの方も笑顔でのお別れ。
皆さん笑顔でとても微笑ましい光景が暫く続きました。そんな中でも奥さんは眉に力を入れて袋から旦那様のお骨を海面にそして花びらも・・、感極まる瞬間でした・・・。
雲海模様のご粉骨に向け両手を広げて手を振る奥さん娘さん達、流れる花びら、船べりを離れ遠ざかるお父さんに「さようなら~さようなら~」先ほどまでの笑顔から一転、最後のお別れには皆様目頭を押さえておりました。

散骨葬
散骨葬
散骨葬
散骨葬

「あ~やってよかった!」
3日間他県から来てこの日の為にホテル滞在、海洋散骨も天候のせいとは言えこのままお帰りを頂いてはと心配していました。今回の天気、一瞬の晴れ間、神様に心から感謝いたしました。
本当に肩の荷が下りたとはこの事かと、スタッフ一同安堵致しました。
 
帰港後には先様のリクエストで私共も誘われてYAMAHIRO号を背景にして記念撮影、
私共スタッフまで済みません・・有難う御座いました。

今回はご案内のような天候、海上状況の中、祭事内容も少し端折りながらではありましたが、そんな中でも運航中はご理解とご協力を頂き本当に有難う御座いました。
お父様の海洋散骨、YAMAHIRO号をご用命頂き有難う御座いました・・合掌~


この記事を書いたプロ

入澤和志郎

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入澤和志郎(有限会社 風車)

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