墓じまい 離檀 開山堂撤収 海洋散骨
亡き旦那様のご実家墓所の墓じまい作業に伴う閉眼供養についてご相談を受けておりましたが、祭事の前にお墓を綺麗にしたいとのご要望で先日墓所の草刈りや墓石清掃を行いました。
ご依頼者様は他県にお住まいのため、改葬の届け出や改葬先のお寺さんへのご挨拶、閉眼供養の段取りと、スケジュール的に大変お忙しく肝心の墓所清掃などには手が回らず私共へのご依頼となりました。
祭事当日の天気を気にしながらテント張りや長デスクの準備、テント設営場所作りやお墓に行くまでの道作り、草刈りに墓石も洗い清め全て終了です。
当日は心配しておりました雨の気配も無く無事に祭事進行する事が出来ました。ご親戚、ご友人も参加されて30分程ご住職読経を頂き無事に閉眼供養を終えて、ご先祖様のご遺骨の掘り起こし作業の着手となりました。
小さめの段ボール箱の3割ほどに収まるご先祖様のご遺骨を無事に回収、ご依頼者様と改葬先のお寺さんへお届け致しました。
全ての改葬手続きも終え墓所で墓石屋さんも交えながらご依頼者様の希望作業内容をお伺い、墓所解体作業の手順と作業見積金額の提示をしたところ即決快諾頂き、後日改めて解体作業を行う事となりました。
今回改葬のために来県されたご依頼者様を最寄りの駅まで送迎し、感謝の言葉を多数いただきながらお別れを致しました。
役所手続きから供養、解体段取りも終えて帰りの際には大変安堵されたご様子で時折笑顔も見られました。まだ先の作業も残っておりますが、まずは一息ついて心落ち着かれたご様子が見て取れました。
※墓所解体作業、終了作業後の写真などは次回のコラムでご案内予定です。
海洋散骨葬 若くして旅立った旦那様の海洋散骨葬、多数のご友人
40代半ばでこの世を去った旦那様、奥さんやお子さん、母親を残しこの世を去りました。
何もかも人生の途中、悔しい思いでの旅立ち、大変な心残りがあったと想像も出来ます。
まずは心よりお悔やみを申し上げます。
海洋散骨当日はご家族ご親族様の乗船を頂き出航、途中の海岸沿いではご友人さん多数のお見送りお別れの掛け声を頂きながら静かに出航です。
お見送りご友人さん達へ旦那様のご遺影を掲げ最後のお別れ、乗船者皆様には亡き旦那様へご友人さん達から感謝の声、お別れの言葉、掛け声が聞こえて来ます。
この時ばかりは船の警笛を長押しで~♩~♫ 私共もご友人皆様への敬意と感謝を表しました。
海洋散骨当日は天候も心配していましたが雨に打たれること無くおおむね順調に進行することが出来ました。途中、突然西風が強く横揺れが大きくなり乗船者のご容態も心配でしたが、皆様からのご協力を頂きながら途中の行事も多少端折りながらも無事に終えることが出来ました。
花籠に収まる花びらと折鶴をそれぞれの皆様の手で捧げ仏さんをお見送りと計画されてはおりましたが、ご家族の方の船酔いが辛そうで花びら、折鶴とも一気に海面へ・・・。初めて見る光景でしたが一瞬で献花行事は終了となりました。
時間の経過とともに船べりを離れる頃には衣変えした亡き旦那様へ寄り添いながら綺麗に花びらも広がり共に潮に乗り新たな航海へと旅立ちました。
散骨途中にその海面を覗きながら奥様の声が時々漏れ聞こえてきます。
「ありがとう、ありがとうね~ さようなら~」
最愛の旦那様へ最後のお声がけでした。
亡きご主人様の海洋散骨葬にYAMAHIRO号をご用命頂き有難う御座いました。
合掌・・・
山形での海洋葬は・・・こちらから
遺品整理後に解体販売する実家 解体更地でのお引渡し契約となりました
3年前からの案件で実家解体後の土地売却になりますが、ようやく買い手も付きましたが購入者様より全ての建物、庭石、木々の撤去が条件として提示され、それに掛かる作業も長引き、当然工事費用も加算されることとなりました。そんな中、先日一連の作業も無事に終わり現地お引渡しとなりました。
売主様にとって土地販売金額では解体作業費が収まらず不足分の工事費も追加負担となりました。市街地での自宅販売ですとそれなりに地価との兼ね合いもあり収まりますが、市内から少し外れた集落ともなりますと、このような逆転現象も時々ございます。宅地面積も都市部では考えられないほどの広さです。宅地約300坪程、築40年ほどの建物も3棟、それにご先祖様が植えた木々や庭石。祭祀承継者も実家の整理、販売ともなりますとそれなりの覚悟が必要です。
田舎に誰も住んでいない土地建物をお持ちでお悩みの方、是非ご一報、ご相談願います。
解体などに関わる工事費用は年々値上がり、この先値下がりする事はまず考えられません。早めの行動、対策が必要かと思います。同じような物件をお持ちの方には問題を先延ばしせずに早めの決断が賢明と言えます。
ご実家の解体、更地工事、売却などお問い合わせ下さい・・・こちらから