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新型コロナウイルス騒動の中での海洋散骨葬

入澤和志郎

入澤和志郎

テーマ:海洋散骨

6月頃からご相談頂いておりました海洋散骨案件となります。
既に粉骨作業は済ませておりましたが昨今のコロナウイルス感染状況を考慮し、散骨日がなかなか決まらずにおりました。ご依頼者様への感染対策はもちろん、それぞれのスケジュール調整と何日も前から天候を確認しつつ、先日ようやく低気圧の合間をぬって執り行わせて頂きました。

乗船者は3名、若くして病に倒れ、この世を去ったお父様を送ります。
航行中パラパラと降る雨にこれからの天候の心配もありましたが、海洋散骨ポイントに着く頃には太陽も顔を出し、陽が差し、波風ともに穏やかとなり、絶好の海洋散骨日和となりました。

花かごいっぱいに盛り付けられた献花用の花びら、その隣に乳白色に衣替えされたお父さん。
式が始まりご家族の手により大海原へと放たれますが、潮止まり時間とも重なり花びらはいつまでも船縁りに纏わり付き、それを皆さんいつまでも眺めておりました。しばらく時が止まったようにそれぞれ想い考えていたようでしたが、しだいに船と一緒に漂っていた花びらは巻雲模様を作り海面に広がり船から離れて行きます。
離れゆく花びらを50代のお母さんと20代の息子兄弟、3点鐘の音と共にいつまでも手を合わせ見つめておりました。

後日、海洋散骨証明書と海洋葬時の写真データを収めたSDカードをお届け致しました。
皆さん、船には乗り慣れないとの事で船酔いの心配もしておりましたが体調を崩す方もなく、終始笑顔の中での海洋散骨葬となりました。
海洋散骨葬のご用命を頂き有難う御座いました。 合掌。

海洋葬
海洋葬
海洋葬
海洋散骨についての詳しくは・・・こちら

セレモニー会社からの海洋散骨・粉骨のご相談 ご依頼が増えてます

世の中のコロナウイルス感染状況のなかでも、ありがたい事に多くの粉骨作業のご依頼がございます。最近ではセレモニーホールなど葬儀式場様からのオーダーやご相談が多くなりました。

ご依頼されるのは地元山形在住の方ばかりではありませんので、帰省移動によるコロナの影響を考慮し、この秋や来春の散骨予定となる方が多いようです。
この先コロナウイルス騒動が無事に収束に向うのか大変心配なところです。
今回も手前供養用に骨壺への収納加工やペンダントへ収めるべき小袋への真空パック加工が御座いました。海洋散骨葬などお考えの方は是非ご相談をお待ちいたして居ります。

実家の遺品整理・祭祀財産のお焚き上げ・実家販売・解体を考え

東海地方在住の方よりメールで何度かご実家整理のご相談を頂いておりました。
先様のご要望も沢山あり細部に渡って全てメールでのやり取りも難しいと感じていたところ、先日帰省した際に地元現場での打ち合わせをさせて頂きました。2時間ほど作業の多岐に渡る要望の聞き取りを行い、現場で大方の費用をその場で申し上げたところ、即決、快諾となり、帰社早々に作業の段取り調整する事となりました。
遺品整理、生前整理作業契約書の締結が後先となりましたが帰り際にご本人様より実家の玄関鍵を預かることとなり、翌日より早速社員、関係者と現場で作業打ち合わせを致しました。

遺品整理作業前
遺品整理作業前
遺品整理作業前

〇第一期作業
 作業対象物件(畑を除く)住宅建坪約60坪、宅地約230坪、畑約160坪、
 倉庫建坪約20坪、車庫建坪約4坪 
 上記に収まる全ての家財・不要部材の処分が第一期作業となります。

〇第二期作業
 祭祀財産のお焚き上げ業 お仏壇・神棚・遺影等の大日坊へのお届け作業。

〇第三期作業
 上記物件の中古市場へのネットUP・古民家紹介販売事業。

〇第四期作業
 一定期間を設定して市場の反応が無い、販売不可能、売れそうに無いなどと判断した場合は
 上物(建物全て)の解体作業を行う予定。(年々解体費が高上りしているため)

〇第五期作業
 地元のお寺さんとの離檀手続き・先祖代々の墓石の撤去、墓じまい作業。

第一期作業契約も無事に完了、現場お隣さんなどへの作業前の挨拶回りも終え、大きな家具類などからの運び出し作業となりました。途中長雨や4連休なども挟まり、民間の粗大ごみ最終処理場、市のクリーンセンターも全てお休みのためスムーズな作業進捗とはいきません。また現場進入路に設置されている門扉が狭く、現場敷地へトラック侵入を阻み、運び出しに手間の係る作業となりました。途中の長雨もあり当初予定した期間内ではありませんでしたが、第一期工事を先日無事に終える事が出来ました。

遺品整理作業後
遺品整理作業後
遺品整理作業後

現場作業で発見した貴重品などと共に作業終了作業写真を添えご報告させて頂きました。
引き続き第二期作業の祭祀財産お焚き上げ契約となり、お盆過ぎの運び出しと大日坊さんへのお届け作業となります。
同時作業となりましたが先の海洋散骨ご依頼者様のお骨箱のお預かり品も、大日坊さんへご一緒のお預けとなりました。
どちらも、お寺さんのご都合次第、天気も見ながらの待ちの状態となっております。

今回の作業現場の写真は・・・こちら

明治時代の建物 土蔵のあるお宅の遺品整理

『急で申し訳御座いませんが、古民家紹介で販売契約が成して購入者様より9月よりリフォーム作業を行いたいとの申し出があり急いで家財の処分をしたい!遺品整理見積り、家財処分を急ぎで願います!』
このようなメールを送信いただきました。

早速現場に出向いて、築130年程の母屋や土蔵の中の家財の物量分見積り、並行して古道具の買取り交渉など・・・、まだ着手したばかりで、まだまだ作業は続きます。
詳しくは次回のコラムで紹介できるものと思います。
                          

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入澤和志郎
専門家

入澤和志郎(葬儀)

有限会社 風車

・故人、ご遺族の状況や希望などに誠実に向き合い、最善を尽くした遺品整理を行います。ご遺品を供養しながら焼却する「お焚き上げ」や買い取りも可能です。故人とご遺族が安心できる整理を心掛けています。

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