コラム
墓じまい事例
2018年5月10日
以前墓じまいさせていただいた物件、今は更地のはず、最近行っていない場所なので詳細は分かりません。確か12尺×6尺×2尺高さ、考えるとでかい墓でした。建て主は確か元石屋さん、ですから通常より丁寧に作られていました。だから解体は骨が折れました。せっかく作った立派な墓だったのですが、もったいない。
千葉のとある石屋さんからコラムの提供を受けました、近じか掲載したいと思っています。彼の考えは石の墓は絶対必要だというもの、石に刻んだ情報は貴重で、それが先祖とのつながりのしるしとなり、それがあるから世の中はうまくいっている?そんな感じでしたか?読解力があまりないので、掲載を楽しみにしてください。
自分は墓は石であることにはこだわりません、たとえ石でも必ず朽ちてしまいますから、だた、しるしは必要かと思います。
自分はどちらかというと無宗教に近い考えなのかもしれません、たぶん石屋という業界に入ってからそうなったのかもしれません、それまではボーイスカウトでも、今は亡き、真宗大谷派の関連のボーイの隊だったので、佛教賞なるものまで頂いていました、法名も高校の時にいただいています、釋善聴、私の法名です、生きる指針としています、自分は落ち着きがなく、おっちょこちょい今でもですが、ですから他人の話も右から左出した、ですから他人の話をよく聞くことを教えられたと思っています。そんな自分でしたがやはりお寺さんの中には、尊敬できない方もいたりしました、自分はそういう人には決して追従したくないたちなので、正しいことをしてもひどい目にあったりしました、また自分は、石屋という職業は死んだ方に奉仕する、死んだ人が見ていてくれるから、間違ったことはするものではない高尚なものだと思っていました、しかし、度重なる同業からのひどい仕打ちも経験してきました、そんな中で、宗教に対してはどちらかというと否定的な見解が出来てしまいました。もちろん素晴らしいお寺さんは多々あります、家のお寺さんとかはもちろん、石屋さんも最近はいろんな仲間もでき、全国各地の石屋さん素晴らしい仲間もできました。いろいろお世話になっています。だた今まで経験から導き出された答えが今の自分です。これからも自分の考えを貫いて自分の手でできるだけお客様に喜んでいただけるお墓をつくっていきます。これが基本です。しかし今自分は、業界が一般の方々から本当に信頼されるものにするのも自分の役割と思っています。今まで自分もいろんなミスをしてきましたが、年も年なのでそれなりに社会的責任に向き合っていきます。
とりとめのない話になりましたが、墓じまいも今の主流になりつつありますが、個として向き合える自分の墓所を大切にしていただきたいです。立派なお墓は要りません、でも自分の先祖を個として祀ることのできる場、先祖と向き合える場、しるしは、必要だと思います。なぜ「個」を強調したか今はもちろん永代墓という集団で埋葬する施設もありますから、そういう選択肢もあります、供養の多様性は否定しません。今年リフォームした緑町の円徳寺の永代墓は「個」を大事にした永代墓です。様々な選択肢はありますが、奇をてらったものよりやはりしっかりした供養が背景にあるものを選んでくださいね。
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