Mybestpro Members

廣瀬貴志プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

新型コロナウイルスは住宅業界にどんな影響を与えている?

廣瀬貴志

廣瀬貴志

テーマ:補助金政策



世界中を混乱に貶めている新型コロナウイルス、小中高校の休校もさることながら、いろいろな業界に影響が広がっていますが、もちろん住宅産業も例外ではありません。

具体的な事象としては、現在トイレやエアコン、キッチンやお風呂など住宅に必須の商品が出荷停止や納入が困難になっています。

これはメイドインジャパンの商品でも部品は中国に依存するものが多く、その部品が入荷できなくなっているからです。

トイレがなくては家には住めませんから当然引き渡しは遅れますよね。

そしてもう一つこの時期に影響が大きいのは3月を期限とする補助金等があるからです。

なんと国の施策にも影響がでているのです!

たとえば次世代住宅ポイントは新築であれば最大35万円分がもらえるのですが、着工は3月31日までにしなければなりせん。でも物の入荷がないのに着工はできませんよね?

そこで次世代住宅ポイントは3か月の延長がいることとなりました。

学校関係やイベントの開催中止、マスク問題などの報道が多い中、こう言った内容は知らない方も多いのではないでしょうか?

民放はほぼ伝えてないニュースをさすがNHKではニュースにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012304371000.html

しかし上記のNHKのニュースは厳密にいうと間違いとも言えるかもしれません。

なぜならこのニュースをみると、自動的に3か月延長されるようになってますが、実は届け出が必要なのです!

その届け出を3月中に提出してはじめて延長が認められます。

当社は次世代住宅ポイントの受付窓口をしているのでわかりましたが、NHKといえど間違うこともあるので気を付けたいものです。

新築を予定されているかたで3月前後に着工の方はぜひ工務店さんと相談されてください。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

廣瀬貴志
専門家

廣瀬貴志

住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社

無料の住まいづくり相談窓口を運営し、家を建てようとする消費者に工務店や不動産業者の選び方などポイントをアドバイス。老舗建材商社の取引ネットワークを生かし、第三者の客観的な視点から的確な情報を伝える。

廣瀬貴志プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

失敗しない不動産・建築業者選びのプロ

廣瀬貴志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼