インボイス導入から1年が過ぎて
毎日暑い日が続きますね、暑中お見舞い申し上げます。
先日、銀行の日帰りバス旅行で立山の室堂まで行ってきました。年甲斐もなく、雄山の頂上を攻めました(写真参照)。そのため三日経っても、ふくらはぎは筋肉痛です・・・。
さて本日のお題は『DX』。
私は最初「デラックス」と呼んでいましたが、「デジタルトランスフォーメーション」が正しいそうです。ややこしいですね。
政府は行政の様々な場面で、「IT」やら「IoT」、「DX」を推進して、行政の効率化を目指していますが、さしずめ税務行政ではe-TAXにより各種申請や申告の電子化、税務署などからのお知らせメールをマイページに収納、マイナカードを使って納税証明をPDFで受け取れるようにしたりと、一生懸命です。また、スマホで源泉徴収票を写真に撮って、そのデータを流し込んで自動的に申告書を作成したりと、出来ることは年々増えてきています。
かつては地元の税務署に行けば、予約なしでも気軽に相談にのってもらえたものです。しかし今は予約して後日に税務署に訪問するか、受付に設置してあるパソコンに対面して、石川県にある業務センターの担当者と面談するかたちになっています。その一方で、各税務署の人員配置が見直され、選択と集中というのでしょうか、一昔前の税務署の様子とはかなり変わってきました。建物の大きさは変わりませんが、ガランとした感じです。税務署の業務の効率化の一方で、納税者目線にたった使い勝手というのはどうなんだろうかと思うことしきりです。
今のところは一部の法人に対してのみ電子申告が義務化されているわけですが、近い将来すべての法人と個人の確定申告も電子申告になるのだと思います。紙で申請したり申告したりできるのは、もう長くはないでしょう。年配のみなさま、そしてご同輩のみなさま、大丈夫ですか?