― いじめ撲滅へ「ピンク・シャツデー」運動 ― を、解説サイト(JIJICO)に掲載中
– 「時代」で語られる「非行・犯罪少年」の本来 – と題する私の解説記事が、時事解説サイト
(JIJICO) に本日(5月28日)掲載されました。
この解説記事は、最近ある新聞に、【無表情、集団生活嫌い…激変した「少年院」収容少年たち】
との少年院のレポート記事が掲載されたことから、JIJICO編集部から、最近の非行・犯罪少年は
変わったのか、との依頼を受けて書いたものです
以前に法務省の心理技官として25年間、少年鑑別所や刑務所などで非行少年や成人犯罪者の
心理判定やカウンセリングに従事した経験を踏まえての私の考えは、「非行・犯罪少年の姿は
基本的には大きく変わっていない」、というものです。
私の視点は、「変わったのは社会環境であり、少年の方ではない」ということです。
つまり、犯罪は時代の社会環境の中で起きていることを考えれば、非行・犯罪少年にその時々の
社会環境が反映されている、ということです。
ですから、非行犯罪問題を考えるときは、単に個々の少年を対象とするのではなく、問題行動を
生んだ社会的要因も同時に考えないと真の問題解決には至らない、と考えています。
私の今回の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトに掲載されています。
http://jijico.mbp-japan.com/2015/05/28/articles17751.html
また元の取材記事は、産経新聞(5月16日付)の以下の記事です。
http://www.sankei.com/premium/news/150515/prm1505150010-n1.html
うつ心理相談センター
村田 晃(心理学博士 PhD University of Denver USA)
(臨床心理士)