― 大人が「中二病」から卒業するには ― について、ニュースの解説サイト(JIJICO)に掲載中
– がんと向き合って生きるには…心理学の視点から – と題する私の解説記事が、時事解説サイト
(JIJICO) に本日(3月7日)掲載されました。
最近、内閣府が昨年11月に実施した「がん対策に関する世論調査」の結果が公表されましたが、
その結果からは、がん治療と仕事の両立の困難さなど、がん患者にとっての未整備な課題が浮かび
上がってきます。
ところで誰でもがんになる可能性があるといえるのですから、私はこの治療と仕事の両立を含めて、
「がんと向き合って生きること」は誰もの課題ととらえ、今回は特にがんにかかった当事者の立場を、
心理学の視点から考察しています。
内容は、がんへの対応を、「人生の意味」を重視する実存心理学の立場から、いわゆる「末期患者」
の人の場合と、再発の不安を抱えて生きるいわゆる「生存者」の場合に分けて考察しています。
ただし、いずれの場合にせよ、「自分の存在意義や尊厳を失わないようにすること」が、気持ちの面
で最もいい対応と考えます。そして、具体的なやり方はもちろん人それぞれと思います。
私の今回の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトに掲載されています。
http://jijico.mbp-japan.com/2015/03/07/articles16541.html
参考:内閣府の「がん対策に関する世論調査」の報告書については下記を参照ください。
http://survey.gov-online.go.jp/h26/h26-gantaisaku/index.html
うつ心理相談センター
村田 晃(心理学博士 PhD University of Denver USA)
(臨床心理士)