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「DV(夫婦間等の暴力)」の心理学的対処について

村田晃

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テーマ:心理相談・カウンセリング

「DV(夫婦間等の暴力)の心理学的対処」について、エフエムいみず(79.3MHz) の私の番組、「心に元気を!大人のメンタルヘルス」(11月23日水曜)で話しています。

今回は、聴取者の方から、DV(ドメスティック・バイオレンス)についてのご質問がありましたので、それに
お答えしています。

DV自体の定義は、夫婦などの家族の関係で、相手を暴力(物理的・心理的等)でもって支配しようとする
行動といえます。
ですから、加害者は男性でも女性でもありうるのですが、実際には圧倒的に男性が加害者で、女性が被害者の場合が多いのが実情です。

それで、通常の場合の加害者である男性に対し、刑罰などの処罰の他に、カウンセリングなどの心理的な方法で、そのDV行動を変えることができるかですが、私はこれはなかなか難しいと思います。
理由は、カウンセリングは本人にそれを受ける意欲がない限り、効果がまず期待できないといえますが、DVの加害者の男性の場合、意欲が余り期待できないことが多いからです。

ですから、心理的な働きかけによってDVを防止するためには、被害者である女性に働きかけていくということが大事だと考えます。
その中心となるのは、心理的な自立を助けることと考えます。つまり、暴力的な関係にはっきりノーといえる心理的な強さを持てるように援助することが大事と考えます。

更に詳しい内容はエフエムいみずのインターネットラジオで聴くことができます。
インターネットで聴くには、次にアクセスしてください。
http://www.voiceblog.jp/fmimizu/ バックナンバー第26回
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○講演のお知らせ:
11月26日(土)午後1時30分~3時30分の間、高岡市ふれあい福祉センター(高岡市博労本町4番1号)で、高岡市うつ・自殺予防講演会(高岡市主催)があり、私が、「心の問題を通じて更に成長する」という題で講演します。
興味のある方は、高岡市役所健康増進課(0766-20-1346)か社会福祉課(0766-20-1369)へお問い合わせください。
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うつ心理相談センター
心理学博士(PhD University of Denver USA)
村田 晃

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村田晃
専門家

村田晃(心理カウンセラー)

うつ心理相談センター

法務省心理技官として25年勤務後、米国の2大学院に15年留学、カウンセリング心理学修士号及び博士号取得。 留学中にうつ病になり精神科病院にも入院。その体験からうつへの関心を強め、以後うつを多面的に研究

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