古民家・中古住宅の購入と再生・リフォーム費用
ついに平地でも初雪が観測されましたね。
一気に、寒さも倍増した様に感じます・・・。
寒さが厳しくなると暖房器具は欠かせませんが、皆さんはどんな暖房器具をお使いでしょうか?
熱源別だと、灯油、ガス、電気、薪、炭 が主なものでしょうか?
器具別だと、ストーブ、エアコン、床暖房、蓄熱暖房、囲炉裏などがあると思います。
選ばれる理由も、利便性、経済性、安全性など様々かも知れません。
さて、今回は、最近人気が高い薪ストーブについてご紹介します。
人気のある薪ストーブのメーカー
薪ストーブは囲炉裏と違い、欧米中心に使用されてきました。そのためか、ヨツール、バーモントキャスティングス、ダッチウエストなど、欧米のメーカーに人気ブランドが多い様に感じます。もちろん、国内メーカーにも品質やデザインの良い物はありますので、いろいろと見比べるのも良いかも知れませんね。
写真:黒部市H様邸のヨツール(ノルウェー)社製薪ストーブ
■ヨツール
北欧ノルウェーのメーカーで世界的な薪ストーブブランドです。デザインが美しく、インテリア性の高いのも特徴です。燃えている炎の美しさや、メンテナンスのし易さ、壊れ難さにも定評があります。
■バーモントキャスティングス
アメリカ、バーモント州の薪ストーブメーカー。キッチンや浴槽などにも使われているホーローの薪ストーブ。ホーローは金属表面に二酸化珪素(シリカ)が主成分のガラス質の釉薬を焼き付けているので、耐久性がとても高くなっています。この技術では七宝焼が有名です。また、ストーブ上部から薪を入れることができるのも特徴の一つです。
■ダッチウエスト
アメリカ、マサチューセッツ州の薪ストーブメーカー。カントリー調やシンプルデザインのものから、和風な雰囲気にも合うデザインまであります。上記2社に比べて求めやすい価格なのも特徴です。社名からオランダのメーカーではと感じるのですが、アメリカ生まれのメーカーです。世界貿易発祥の地であるオランダと同じ様に、ダッチウエスト社の製品が世界で薪ストーブの革命を起すと信じて「オランダの西」という社名を付けたそうです。
薪ストーブのある暮らし
■囲炉裏と薪ストーブ
今年の8月に完成した黒部市のH様邸は約30畳あるリビングには高い吹抜けがありとっても開放的です。一方で、冬場の寒さ対策も必要になりました。そこで、H様邸は床暖房に加え、薪ストーブを設置しました。
写真:H様邸のリビングの囲炉裏(中央)と薪ストーブ(右)
■ガレージハウスの薪ストーブ
ガレージの一部に小部屋を造り、薪ストーブを設置しました。家族や仲間とパーティをしたり、のんびり映画などを見ながらくつろぐこともできる空間です。写真左側の壁を挟んで車庫スペースがあります。室内窓からガレージの車を見ることができます。
写真:ガレージハウス(上)と薪ストーブを設置した部屋(下)
■1階と2階を温める薪ストーブ
魚津市のH様邸では1階の薪ストーブの煙突の管を2階の部屋に通して、屋根の煙突から排煙します。薪ストーブが設置された1階だけでなく、煙突が通る2階のお部屋も暖房します。
写真:魚津市H様邸の薪ストーブ
薪ストーブは火力が強いので、とっても温かいのでお勧めの暖房器具の一つです。また、デザイン性にも優れていますので、お部屋のインテリアとしても利用することができます。