■パーソナルカラーで輝く笑顔を!■
春爛漫 新しい生活をスタートされる方も多いのでは
そしてこの季節には桜がとっても似合いますね。
待ち望んだ春の訪れを象徴する「桜色」。
桜色は桜の花の色に由来する色名で
紅染の最も淡いピンク系統の色です。
ほんのり赤みを含んだ淡紅色を指します。
英名は「ベリーペールオーキッドピンク」です。
この淡いピンクには、私達の気分を穏やかにさせる力があることをご存知ですか?
私たちは色に対して様々なイメージを持っています。
ピンクはやさしく柔らかい印象を与え、緊張をときほぐし、
リラックスさせる心理効果がある色だといわれています。
ピンクにはこんなエピソードもあります。
ある新婚夫婦がマンションでの新生活を始めたところ、
いつしか奥様がふさぎこみ不機嫌になっていきました。
悩んだご主人から相談を受けることとなり
モノトーン(無彩色)でコーディネートされた室内の色をチェンジすることをアドバイスしました。
内装を淡いピンクに変え、室内から黒を取り除き、
そして部屋に飾る絵画や小物も新しい壁色に
マッチする赤やコーラルオレンジなど暖色系統ものに変えました。
そうしたところ2ヶ月ほどで明るく朗らかな以前の奥様に戻られたのです。
「室内の色彩設計は心の健康を左右する」と
アメリカの色彩学者ルイス・チェスキンも著書の中で触れています。
最近は医療関連施設の建物や看護士の制服にもピンクが多く用いられるようになりました。
白一色だった頃よりも親近感が増しコミュニケーションしやすくなったのではないでしょうか。
老健施設の共用スペースの壁の色にピンクを取り入れたところ、
入居者に笑顔が増えて明るくなったという例も報告されています。
ピンク色は「若返りの色」ともいわれます。
美容・健康シーンでも活用されるピンクですが、
濃すぎると不快感を与えたり集中力を妨げることもありますので、
仕事部屋や書斎に使う場合には分量や色味に注意するとよいでしょう。
次の模様替えでは、リビングなど家族がくつろぐ空間には、
ごく淡いピンクやコーラルオレンジ系の色をさりげなく取り入れてみてはいかがでしょうか?
桜を見る時のように穏やかな気持ちで過ごせるかもしれませんよ。
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高須 佳美 (色と香りのコーディネートのプロ)
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