■夏の彩りLOTUSは癒しのピンク色■

Lotusは夏花の代表です。
水際から立ち伸びた茎の頂に、ゆらりと浮いたような大きな丸い葉っぱ。
そしてふくよかに開く蓮花は清浄な凛とした美しさに満ちている。
太古の昔から現代に息づく永遠の花「ロータス」。

「極楽の七宝池に咲き輝く花」としてアジアでは仏教思想を表す花でもあり、
ギリシア神話では「この実を食べれば浮世の苦しみを忘れて夢見心地になる」という
ホメロスの「オデッセイ」にも登場しています。
蓮の花のピンク色はまさにピンクの中のピンク。
蓮華は現世の苦悩を浄化した果ての至福を象徴しているのでは・・・。
そしてピンク色を好むのは東洋だけではなく
西欧のキリスト教の天井画においても、たなびく雲やエンジェル、
天井人の衣の色として淡いピンクが使われ安らぎや幸福感を感じさせる色のようです。
ピンク色のLotusに夏の心身の疲れも癒されるようです。

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