冬の乾燥肌対策について

梶澤知恵子

梶澤知恵子

テーマ:ひふの疾患

気温も下がり寒い日も多くなってきましたね。
冬の乾燥でお肌が敏感になっていませんか?
多くの方が見落としがちな乾燥肌対策のポイントをお伝えします!

乾燥肌を防ぐために大切なポイント

乾燥肌対策といえば「保湿」が重要ですが、それだけでは不十分なことも。
皮膚のカサカサが良くならない場合は以下の方法を試してみてください。

お風呂の温度に注意!

 40℃以上の熱いお湯は、肌のうるおいを守る皮脂膜をとってしまいます。
 理想の温度は40℃ぐらいのぬるま湯で。長時間の入浴も避けましょう。

タオルの使い方を見直す

 ゴシゴシ擦るのはNG!肌を優しく押さえるようにして水分を拭いてください。                           摩擦すると皮膚に炎症をおこし湿疹や痒みの原因になってしまいます。ナイロンタオルの使用も控えましょう。

保湿はお風呂上がり早めに!

 洗顔や入浴後、肌の水分は急速に蒸発します。
 保湿剤をすぐに塗ると水分を閉じ込める効果が高まります。

加湿器を活用しよう

 暖房を使うと室内の湿度が20~30%にまで低下することも。
 50~60%の湿度を保つと、乾燥肌を防ぎやすくなります。

食事からも保湿ケア

 お肌の潤いを内側からサポートする食材を取り入れるように心がけましょう。
 オメガ3脂肪酸(サバ、サーモン、亜麻仁油)
 ビタミンE(アーモンド、ほうれん草、アボカド)
 コラーゲン生成を助けるビタミンC(レモン、ブロッコリー、キウイ)


【こんな時はご相談ください】

乾燥肌がひどい場合やかゆみ、赤みや汁が出るなどの場合は
保湿剤だけでは改善しません。こじれる前に適切な治療が必要です。

炎症やかゆみを抑える外用薬や飲み薬で早めに治療しましょう。

また肌質に合った保湿剤、何を使ったら良いかわからない時の
ご相談もお気軽にどうぞ。


診察予約はこちら


https://chieko.mdja.jp


乾燥肌

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梶澤知恵子
専門家

梶澤知恵子(皮膚科医)

皮膚科ちえこクリニック

皮膚、毛髪、爪のトラブルからしみ、ニキビあとといった美容皮膚科治療まで女性に多い皮膚のお悩みを女性皮膚専門医である院長が丁寧に診察。しみの治療、にきび治療には特に力を入れています

梶澤知恵子プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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