クラゲ刺症について

梶澤知恵子

梶澤知恵子

テーマ:ひふの疾患

クラゲ刺症の症状


クラゲ刺症は腕や下肢に多く、刺されると痛みを感じ皮膚が腫れて赤みを伴います。

触手が付着した部分は線状に並ぶ赤いぶつぶつや みみずばれがみられます。

水ぶくれを伴う事もあります。

クラゲに刺されたときは


刺されたときは海水で洗います 。

真水で洗うのは触手にある刺胞(毒をもつ小カプセル)の発射を促してしまうのでしないこと。

砂や水でこすることも刺胞の発射をうながすのでしないようにします。

食酢の使用はクラゲの種類によって逆効果となることもあるので

種類がわからないときは安易に使用しないようにします。

岸に打上げられているクラゲにも触らないようにしましょう。

クラゲ刺症の治療


治療は炎症をとるステロイド外用剤を使用し、

かゆみがある場合は 抗ヒスタミン剤の内服をするなど症状に応じて行います。

広範囲を刺された場合は嘔吐や発熱を伴うこともあります。

まれにアナフィラキシーショックをおこすことがありますので 注意が必要です。


皮膚科ちえこクリニックホームページ
http://www.chieko-clinic.jp/

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梶澤知恵子
専門家

梶澤知恵子(皮膚科医)

皮膚科ちえこクリニック

皮膚、毛髪、爪のトラブルからしみ、ニキビあとといった美容皮膚科治療まで女性に多い皮膚のお悩みを女性皮膚専門医である院長が丁寧に診察。しみの治療、にきび治療には特に力を入れています

梶澤知恵子プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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