外用剤は塗布量を守ってしっかり塗りましょう

梶澤知恵子

梶澤知恵子

テーマ:ひふの疾患

外用剤は使用量を守って塗ることが大切です。
塗る量が少なすぎると効果が十分に出ませんので、
適正な量を塗るように気をつけましょう。

軟膏やクリームなどは成人の人差し指の先から第一関節まで、
直径5mmのチューブから出した量約0.5gが手のひら2枚分の面積に塗れます。
これは1FTU(one finger tip unit)とよばれており、
外用剤の塗る量の目安とされている単位です。

薬を塗るときはゴシゴシ擦り込まずに
すーっとのばすように塗るようにしましょう。

ローション剤の場合は1円玉大の量で
手のひら2枚分の面積に塗ることができます。
同じ量の外用剤を処方すると、軟膏やクリーム剤よりも
ローション剤の方が無くなるのが早い方が多いようです。

特に頭皮に使用する場合ザバザバっと塗って
すぐに薬がなくなりましたと言われる方が
よくいらっしゃるのですが、
整髪料のように髪の毛につけるのではなく、
髪の毛をわけて地肌に薬を塗るようにしてください。
頭に塗る場合は患部が自分では見えないので、
家の方など誰か他の方につけてもらうと効率的ではないかと思います。

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梶澤知恵子(皮膚科医)

皮膚科ちえこクリニック

皮膚、毛髪、爪のトラブルからしみ、ニキビあとといった美容皮膚科治療まで女性に多い皮膚のお悩みを女性皮膚専門医である院長が丁寧に診察。しみの治療、にきび治療には特に力を入れています

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