フラット35 金利過去最低更新
老後に貯めなくてはいけない資金は一律ではありません。お客様によって様々です。老後の生活をよりイメージしていただくために、老後開始を65歳で余命を90歳とし3パターンシミュレーションしました。公務員と民間企業のサラリーマンでは年金額が変わります。また勤続年数や年収でも年金額は変わりますので参考にしてください。65歳までに貯めなくてはいけない資金はそれぞれ、パターン①は600万円、パターン②は1,050万円、パターン③は0円になりますが、退職金等でカバーできれば貯める必要はありません。
パターン①
ご主人 22歳~65歳まで中小企業にお勤め 35歳時点の年収400万円
奥様 22歳~65歳まで中小企業にお勤め 35歳時点の年収300万円
65歳からもらえる年金
ご主人 月額約15万円
奥様 月額約13万円
合計 月額約28万円
65歳からの生活費
夫婦 月額30万円
毎月2万円のマイナス
2万円×12か月×25年=600万円マイナス
よって65歳までに600万円の資金を貯める必要がある。
パターン②
ご主人 22歳~65歳まで公務員としてお勤め 35歳時点の年収500万円
奥様 22歳~65歳までパート 年収は常に100万円
65歳からもらえる年金
ご主人 月額約20万円
奥様 月額約6.5万円
合計 月額約26.5万円
65歳からの生活費
夫婦 月額30万円
毎月3.5万円のマイナス
3.5万円×12か月×25年=1,050万円マイナス
よって65歳までに1,050万円の資金を貯める必要がある。
パターン③
ご主人 22歳~65歳まで中小企業でお勤め 35歳時点の年収400万円
奥様 22歳~65歳まで中小企業にお勤め 35歳時点の年収400万円
65歳からもらえる年金
ご主人 月額約15万円
奥様 月額約15万円
合計 月額約30万円
65歳からの生活費
夫婦 月額30万円
毎月プラスマイナス0円
よって65歳までに資金を貯める必要はなし。
またお金をたくさん使わないライフスタイルを考えるのも大切です。老後は基本的に仕事をしない、または働く時間が短くなるので時間に余裕がでます。そこで時間を有効活用し、下記の方法で節約できるのではないでしょうか。
①夫婦の車を1台にする
②近所の買い物は自転車にする
③野菜などを自給自足する
④健康維持のため運動をして医療費を抑える
⑤趣味や特技を生かし副業をする
⑥洋服や日用雑貨などをリユース品にする