アートとの出逢いで人生が変わります。
暮らしも仕事も変われる美意識との出逢い
行って良かった美術展
東京画廊 「器も花のうち」杉謙太郎展に行って来ました。
2024.1.16~2.17開催
東京画廊
会場の扉を開けて目に飛び込んできたのは沢山の焼き物の器たちです。
ひとつひとつの器が口を開けて何か話しかけてくる感じです。
突然私の後ろのTVモニターから男性の落ち着いた優しい声で
「花弁が自らミツバチの羽音をキャッチして・・・。」と聞こえて
来ました。「え~、花が音をキャッチするの?」と思わずモニター
に見入りました。
声の主は器作家の杉謙太郎氏でした。
昨年私は初めてマンションでレモンを育てました。
レモンの花はとっても甘くて可憐でした。晩夏から実が少しずつ大
きくなって、冬には立派なレモン4個に育ってくれました。
ミツバチが来ていたのはこの甘い香りだからと思っていましたが、
花が羽根の音をキャッチしていた。と自然の摂理の見え方、思考が
逆転しました。
TVモニターには
薔薇農家で育ち、生け花を勉強したという杉氏の〝いけはな作品”
が映し出されていました。
土の塊をペタペタと叩く音から器に入る花びらのイメージ
が湧いてきました。
花が喜ぶ器はどれ? 器が選ぶ花はなにかなぁ?
作家の生の声で聴く説明と映像から花に向き合う真正面な姿、気持
ち、思想生き様が作品なのだと深く感じました。
作家の美意識に感銘をしたギャラリーの展覧会でした。
ギャラリーに行ってみましょう!!
ギャラリーに行ったことがありますか?
「美術館やデパートのアートギャラリーには行ったことはあるけれど・・。
ひとりではギャラリー(画廊)には入れない。」という声を良く
お聞きします。
理由としては
「敷居が高そう・・・」
「購入を薦められそう。」
「ゆっくり自分のペースで観ることが出来ない。」
などです。
今はネットでもアート作品は購入出来ますが
やはり実物を観ると、気持ちが、心が揺さぶられます。
その時間が私は楽しいです!!
ちょっと違った自分に出会えるような
そんな気持ちにもなります。
アートで美意識を広げ、高めてみませんか!!
暮らしが、仕事が変わるかもしれませんよ。