伝えるのではなく伝わる文章のポイント

山橋美穂

山橋美穂

テーマ:資料作成

こんにちは。
ビジネスアシストパートナ株式会社代表
資料作成コンサルタントの山橋美穂です。

過去のコラムを整理しました。
スキルアップに直結しない情報は
極力削除しましたので
より、過去のコラムが読みやすくなったかと思います。

今回はのコラムでは
伝えかた
についてお伝えします。

これは
私が行っている資料作成の研修や
以前取材を受けた

日本語検定のインタビュー記事

でもお伝えしていますが

伝える

伝わる
は大きく違います。

「伝える」というのは
自分主導
「伝わる」というのは
相手主導です。

プレゼンを行う時
目的を
的確に相手に伝えたいならば

「伝える」
から
「伝わる」

意識を変えなければいけません。

例えば
「字が上手い」
と伝えたいときに

「私は字が上手いです」

と言っても
相手に響きませんよね。

「そうなんだぁ~」

と思われて終わりです。

これは
ただ自分が
「字が上手いという事を伝える」
という意識から出た言葉です。

  • 上手い
  • 楽しい
  • 格好良い
  • 凄い
  • 美味しい


などは
感覚的な言葉なので
人によって
受け取り方に個人差があります。

そのような言葉を使っても
的確に伝わりません。

では、
どう言えば
明確に伝わるでしょうか。

「私は書道大会で1位になりました」

これでどうでしょう。

漠然と
「上手い」
と言うより
「どれだけ上手いか」
が伝わるので

相手にとって
分かりやすいです。

でも
「書道大会」とだけ伝えても
もしかしたら
町の小さな書道大会かもしれないし
相手は
その書道大会の規模が分からないので
まだピンと来ないかもしれません。

では

「私は全国で5万人が参加した書道大会で
1位になりました。」

と言ったら
どうでしょうか。

「私は字が上手いです」

という伝えかたと比べて

どう感じますか?

「伝わる」ということは
相手目線になって伝えること。

何も知らない人に対して
的確に把握して貰うには

具体的に伝えることが
重要です。

プレゼンや
資料では
「伝える」ではなく
「伝わる」言い回しを
使って下さい。

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山橋美穂
専門家

山橋美穂

ビジネスアシストパートナ株式会社

2015年に日本で6人目となるMicrosoft MVP (Power Point部門)を受賞。Microsoftが認定するパワーポイントスキルを持つ、プレゼンテーション資料作成専門のコンサルタント。

山橋美穂プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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