これさえできればオンライン商談は成功
こんにちは。
ビジネスアシストパートナ株式会社
資料作成コンサルタントの山橋美穂です。
アリストテレスの弁論術
Ethos(エトス)
Pathos(パトス)
Logos(ロゴス)
を
現代のプレゼンテーション術に替えて
お伝えしています。
前回までは
Ethos(エトス)
Pathos(パトス)
についてお伝えしてきました。
今回は
Logos(ロゴス)=言葉
についてお伝えします。
弁論術で3番目に重要なのが
言葉
です。
どの言葉を使うかにうよって
本質のイメージを変える事が出来ます。
例えば
「規制緩和」という言葉は
自由度が上がるという印象を与え
なんとなく良い事の様に聞こえます。
しかしこれを
「安全基準廃止」や「無法化」と言い換えるとどうでしょうか。
規制が緩和される事で起こり得る危惧に変換すれば
途端に危険な印象を与えます。
アメリカで、政治家のスピーチコンサルタントとして有名な
Frank Luntzは
石油を採掘する際に起こった
「石油会社や発掘会社が儲かるためにやっている」という国民の反感に対し
「石油採掘」
という言葉から
「エネルギー探検」
という言葉に替えただけで
負のイメージを払拭し
反感を抑えました。
また、
遺産税に対して
「お金持ちだからこそ払う税なのだから、払えば良い」
という考えを
死税
という言葉に替える事により
「死んだ上に税を取られるなんて可哀そう」
という同情を生み出し
遺産税の反対者を増やしました。
この様に
どの言葉を使うかによって
与える印象・心証が異なります。
どういう効果を生み出したいのか
それによって言葉を選びましょう。
また、フレーズを作る時は
- 分かりやすく
- 具体的で
- 共感できる
言葉を使いましょう。
多くの人が共有出来る言葉を使うもの
仲間意識をあげるので有効です。
是非、戦略的に言葉を使ってみて下さい。