起業したきっかけと起業に向けて何をしたか
(前回のコラムの続き)
専門家を紹介する【専門家ビジネスラボ】さんで
資料作成の専門家として
取り上げて頂きました。
以下、インタビュー記事を掲載致します。
↓
***************************************************************************************************
Q.現在のビジネスモデルは起業当初と同じですか?
ビジネスモデルはフリーランスの時から変わっていません。ただ、現在会社を立ち上げて3期目なのですが、ちょうどこれから会社をどうしていきたいかという将来的なビジョンが少し出来てきたというか、ビジョンが少し変わってきたので、今そこに合わせてビジネスモデルを新しく考えて作っています。
事業を拡大したりとか、新しい事業を取り入れたりとか、今の時代は新しい物を生んでいかないとなかなか会社を大きくする事が難しい時代なので、私もそこに合わせてビジネスモデルを再構築している所です。
Q.起業に向いているのはどんな人だと思いますか?
行動力がある人だと思います。行動力があって、決断力がある人。決断力が無いのは経営には結構致命的だと思います。私もそこそこ決断が早い方で、勿論慎重な部分は慎重なんですけど、グズグズはそんなにしていないと思います。タイミングって物凄く重要で、タイミングが分かっていないと掴むものも掴めなくなってくるので、そこの見極めがちゃんと出来るのはやっぱり決断力がある人かなと思います。あと勿論それに備わって行動力が無いと何のアクションも取れないので、この2つは非常に重要なポイントかなと思います。
あとは仲間を大切にする人。仲間を大切にしない経営者って多分駄目だと思います。ちゃんと人を大切に出来る、自分の仲間を大切に出来るという人が向いていると思います。
Q.新たな夢や目標はありますか?
自分の会社をシングルマザーを優先雇用する企業にする事が夢です。
今、社会で「女性が活躍出来る社会にしよう」とか、安部政権とか国をあげて「女性が活躍出来る場を!」という風に謳われていて、実際にキラキラ女子も凄く流行っていて、私を含め女性起業家もたくさん出てきていますが、実情は、シングルマザーが凄く多いです。
シングルマザーの平均年収ってご存知ですか?シングルマザーは平均年収が約250万円です。それは何故かと言うと、正規雇用が難しいからです。子供中心の生活で、色々と子供をケアしなければいけないので、自分の仕事だけに集中する事が出来ない。なので正規雇用が難しく、パートとかアルバイトという雇用形態になりがちです。
逆にシングルファーザーはどうかというと、お父さんはシングルでもちゃんと正規雇用されています。なので年収がちゃんと保障されている。シングルファーザーの平均年収は400~500万円と、子供を育てる事が出来る金額なんです。200万円なんて言ったら子供がもし2人いたらとてもじゃないけど育てられないですよね。
それなら国がシングルマザーに何かしているかといったら全然そうではなくて、ただ「女性が活躍出来る場を作ろう」と言うだけで、しっかりとした働きかけをしていない。
実際に女性起業家は凄く多いです。キラキラ女子もたくさんいて、憧れの的みたいな人がいっぱいいるんだと思うんですけど、そういう方達って、例えば時間があるとか、お金があるとか、何かしらそういうモノを元々持っていて、活躍出来る場を自分で作れる。じゃあ毎日の生活に追われていて子供のケアもしなければいけない、勿論年収200万円なんかじゃ子供を育てられませんから夜にスナックで働いたりとか、24時間ずっと働きっぱなしで生活に追われている女性がどうやって活躍出来るのか?起業の準備をする時間も無ければお金も無い中で到底自分達が活躍する場なんてものは作りえない、作りづらい環境が現状だと思います。
そういった人達もちゃんと夢を見て、そういう人達が輝けるような日本にならないと「女性が輝く社会を作る」なんてとてもじゃないけど言えないと、私は思っています。
弊社の仕事はパソコン1台あればどこでも出来る業務内容なので、子供の傍で仕事をすることも出来ます。シングルマザーを優先雇用して本当の意味で女性が輝ける、全ての女性が平等に輝けるチャンスを得られるような社会にほんのちょっとでも協力出来るような、自分の会社をそんな企業にする事が今の夢です。せっかく経営者になっただから、しっかりと社会に貢献出来るような会社に成長させていきたいと思っています。
専門家ビジネスラボ