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費用の差〈留学→日本の大学 VS 私立高校→浪人→日本の大学〉

後藤誠

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テーマ:帰国生入試

留学をしようと思い立ったとき、もっとも気になるのが費用のことかと思います。
単純に留学費用だけを申し上げれば高いと思われるかもしれませんが、大学進学もセットにして考えてみるとまた少し違った印象を持ってもらえると思います。

以下は高校2年生になるときに留学した場合と留学しなかった場合の費用比較です。

・日本の私立高校に在籍し、日本の大学進学を目指す場合
日本の私立高校の場合、3年間でかかる費用は約300万円です。高校2年生以降で考えると単純計算で200万円程度必要になります。
予備校にも行かず、浪人もせずにストレートで大学に進学できた場合はこれ以上の費用はかかりませんが、今の時代、なかなかそういう風にはいきません。
予備校に高校3年生時から通い、浪人してしまったケースを考えます。
予備校によって費用も違いますし、どれだけの科目をどれだけの時間数受講するかでも費用は変わってきますが、一年で約100万~110万円必要になります。
つまり私立高校に通い、高校3年時より予備校に通い、浪人してしまった場合の費用は400万円程度になります。

・高校2年生のときから2年間留学し、現地の高校を卒業した場合
最初から帰国生入試を視野にいれた留学だった場合、浪人することはないと考えていただいて問題ありません。受験時期もばらばらで国公立大学も併願できることを考えると、大抵は実力相応、もしくは実力以上の大学に浪人することなく進学できます。
そのことを前提に、もっとも留学生の多いニュージーランドに留学した場合を考えてみます。
当センターの場合、学校の授業料、手続き料、食費などの生活費などを含め、年間で平均270万円程度かかります。生活費も含む分、日本の高校と比較しにくくはありますが、2年間でおおよそ500万円から550万円ぐらいになるでしょう。

単に比較すれば留学する費用のほうが高くなります。
しかし、格段に英語力がつくことはもちろん、浪人する可能性もほとんどなく、一般入試に比べて容易に有名大学に進学できることを考えれば、長い目で見たときに有利な部分も多いと思います。


コラムをご覧になった皆様にはもう少し詳しくお話させていただければ幸いです。
1500人以上の不登校生の生活サポートをしてきた実績と、これまでの帰国生入試における合格実績は、生徒一人ひとりと真っ直ぐに関わり、同じ目線になってサポートしてきた結果です。これまで私どもが接してきた生徒たち一人ひとりの話も合わせてお話できれば嬉しく思います。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

WSO株式会社
http://www.wso-centre.com/

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