高市首相、APEC首脳会議に出席へ――日中関係改善の糸口となるか

嗣江建栄

嗣江建栄

テーマ:その他

2026年11月18~19日、中国・深圳で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、高市早苗首相が出席する方向で調整が進んでいる。高市首相は10月16日の国会答弁で、国会の了承が得られれば出席する意向を表明。茂木外相も27日、出席に向けた調整を認めた。ただし、現時点で正式決定には至っていない。
今回の会議で注目されるのは、冷え込んだ日中関係の行方である。台湾問題をめぐる高市首相の発言以降、両国の政治的緊張が続いている。中国の習近平国家主席との首脳会談が実現するかどうかは依然として不透明だ。
一方、APECは政治対話だけでなく、貿易、投資、デジタル経済など幅広い経済協力を議論する重要な舞台でもある。日本にとって中国は重要な経済的パートナーであり、政治的対立が経済活動に及ぼす影響を抑えることも課題となる。
特に、医療分野では遠隔医療、医療AI、医療データの安全な利活用など、国境を越えた技術協力の可能性が広がっている。政治的な立場の違いを抱えながらも、共通課題について協力できるかが問われる。
今回のAPECは、高市外交の方向性とアジア太平洋地域の経済協力の将来を考える重要な機会となりそうだ。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

遠隔医療で世界を変えるICT企業代表

嗣江建栄プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼