医療現場の人材・働き方に関する考察

嗣江建栄

嗣江建栄

テーマ:遠隔医療

 医療現場における人材・働き方の課題と変化は、2026年も大きな注目テーマです。まず、日本では2024年4月にスタートした医師の働き方改革が現場で進行中ですが、多くの医師・看護師がまだ「労働時間の短縮を実感できていない」と回答するなど、実質的な改善には課題が残っています。業務過多や人員不足が主な背景で、改革の効果が十分に現れていない現状が浮き彫りになっています。
 また自治体病院の約24%が働き方改革による経営への影響を感じているという調査結果も出ています。これは、医師数やシフト管理の制約が地域医療提供体制に直結していることを示しています。
 看護職についても、厚生労働省・日本看護協会が「多様で柔軟な働き方の導入」を推進し、生涯にわたって安全・安心に働き続けられる環境整備が進められています。夜勤負担の軽減や働き方の選択肢拡大が重点課題です。
 一方で、デジタル技術・AIの活用はポジティブな変化として注目されています。AIを用いた勤務シフト最適化や業務効率化ツールが導入されることで、負担軽減や公平な労働条件の実現が期待されています。遠隔画像診断の取り組むは放射線科医の人材確保及び働き方改革に寄与している。
 総じて、労働環境の改善と人材確保は医療現場の継続的課題であり、柔軟な働き方とテクノロジー活用が今後の鍵になっています。

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