矢野研究所のWHATSセミナーに登壇してきました。
検査目的を明確にし、必要な画質と検査速度を優先することが出発点です。CTは被ばく線量とスライス数、再構成アルゴリズム、ワークステーションとの連携性を確認。MRIは磁場強度、コイル構成、撮像プロトコルの柔軟性、検査時間および騒音対策が重要です。設置スペース、電源・冷却要件、シールド工事の有無を現地で確認し、稼働率と導入後の保守体制・SLA、交換部品の入手性、遠隔サポート可否を比較します。初期費用だけでなくランニングコスト(保守費、消耗品、修理、エネルギー)を5〜10年で試算し、導入補助金やリースオプションも検討。既存PACSとの接続性、DICOM準拠、検査ワークフロー改善機能(自動分類、レポート連携)を評価し、メーカーの臨床サポート実績や操作性のトレーニング体制も重視してください。最終的には臨床担当者のトライアル評価と、総所有コスト(TCO)で比較することをおすすめします。



