CT/MRI 収支シミュレーション
CTを導入する際に「何件あれば採算が合うのか」は、多くの医療機関が気にされるポイントです。一般的に、16列〜64列CTを想定した場合、リース費用・保守費・電気代・人件費などを含めた月間固定費は約150〜200万円程度になります。一方、画像診断管理加算や読影料を含めた1件あたりの収益は、遠隔画像診断管理加算を適切に算定できれば3,000〜4,000円程度が目安となります。
この条件下では、月間500〜600件程度の撮影件数があれば、CT単体としての採算ラインに到達するケースが多く見られます。1日あたりに換算すると20〜25件前後となり、外来・救急・入院の撮影を安定して確保できれば、現実的な水準です。
ViewSend ICTの遠隔画像診断支援サービスを活用することで、常勤放射線科医を確保することなく、施設基準を満たした拠点病院との連携が可能となり、画像診断管理加算の算定を支援します。これにより、撮影件数が同じでも収益性を高め、より少ない件数で採算を合わせる運用が可能になります。CT導入を「赤字リスク」ではなく、「経営改善の手段」に変えることができます。



