CT検査数が多い主な診療科

嗣江建栄

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テーマ:その他

① 救急科(ER)

CT実施数が最も多い診療科。

頭部外傷、脳卒中疑い、胸腹部痛の精査、外傷全身検索(トラウマCT)など、来院時の初期評価で必須。

夜間・休日も検査件数が多く、稼働率に大きく寄与。

② 脳神経外科

頭痛・意識障害・脳梗塞・脳出血の初期診断に使用。

追跡での頭部CTも多く、慢性硬膜下血腫などのフォローでも定常的に依頼がある。

③ 内科(特に呼吸器内科・循環器内科)

肺炎・慢性呼吸器疾患・肺癌などの胸部CTが高頻度。

心不全や大動脈疾患、塞栓症など、循環器の補助診断としての胸腹部CTも多い。

④ 外科(一般外科)

腹痛(急性腹症)の評価:虫垂炎、腸閉塞、胆石、憩室炎など。

術前の全身評価、術後合併症の確認でもCTを利用。

⑤ 整形外科

外傷の確認(脊椎、骨盤、四肢)、骨折線の詳細把握。

高齢者の転倒による骨折疑いでCT依頼は非常に多い。

⑥ 泌尿器科

腎結石、尿路結石の評価。

腫瘍精査(腎・膀胱など)での造影CTも多い。

⑦ 乳腺外科・婦人科

主に腫瘍の精査やステージング目的でCTを使用。

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