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遠隔画像診断による医療連携

嗣江建栄

嗣江建栄

テーマ:遠隔医療

遠隔画像診断支援による病病・病診連携、現有の診療報酬体系で次のようになります。CTやMRIをお持ちの施設は、近隣クリニックと連携を強化するために、巡回バスで毎日近隣の連携クリニックに検査する患者様の送迎を行っているところがあります。

●クリニックメリット:
・検査結果の通知が迅速なので、患者を待たせない。
・経験豊富な専門医による質の高い診断を提供できる。
・結果、患者が離れない。
保険点数【604点】:
・ 初診料:282点
・ 診療情報提供料Ⅰ:250点
・ 再診療:72点(検査結果を伝え診察する時)

●中小病院メリット(送信側保険医療機関):
・医師の介在が必要
・読影医が不在でも増収と診断精度を担保。
・近隣施設との連携。
保険点数【2,482/2,912点】:
・ 初診料:282点
・ 撮影料(検査料) CT:900点、MRI:1330点
・ 電子画像管理加算 CT/MRI:120点
・ コンピュータ断層診断料: CT/MRI:450点
・ 遠隔画像診断による画像診断管理加算3 : 
  CT/MRI:300点   
・ 診療情報提供料Ⅰ:250点  

●大病院メリット(受診側保険医療機関)
・症例が集まるので臨床研修に活用、研修医が集まりやすくなる
・移動時間がないので医師負担軽減。
・近隣施設との連携により手術入院日数短縮増収増益に寄与。

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専門家

嗣江建栄(システム開発)

ViewSend ICT株式会社

米国発祥のシステムを国立がん研究センターとの共同開発により独自の遠隔医療支援システムとして製品化。

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