管理職が育たないのはなぜ?マネージャー向け”人材育成5原則”の導入ステップ [実行マネジメント①]
【しまね信用金庫:営業力強化プロジェクト成功事例】
■概要
島根県に本店を置き、全13店舗・107名の職員を有する「しまね信用金庫」では、営業力強化(リアル・WEB)の研修プロジェクトを実施。
研修の目的は「事業先への提案力強化」にあった。
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■研修内容
事業者向けの研修プログラム(全3回)は以下の要素で構成
・第1回(共通言語習得) :顧客理解・購買フローの把握、営業全体像の再認識
・第2回(差別化・優位性構築) :自社サービス・当金庫の強みを明確化し、競合との差別化戦略を習得
・第3回(顧客課題理解と営業戦略の実践) :プロフィットツリー活用、商談計画、仮説検証プロセス、顧客課題の抽出と提案設計を実演
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■参加者属性(概要)
研修参加者は、本店・各支店から幅広い層が集まり、役職や勤続年数も多様。
(例)
・代理クラス
・主任クラス(7〜9年目)
・若手職員(3年目)
*総合職になった女性職員も複数参加し、「リテール経験のみ」業務経験を持つ職員が多い
このように、中堅層から若手層までが混在し、性別・経験分野を超えて組織的な学びが共有された点が特徴です。
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■研修参加者の声(抜粋)
「顧客の課題を構造的に捉えることの重要性に気づいた」
「今まで言語化できていなかった自身の課題に気づくことができた」
「セールスの仮説検討や顧客理解の不足を痛感した」
「お客様のビジネスを深く理解することの重要性を改めて認識した」
「単純な関係構築セールス手法を脱し、お客様の課題をヒアリングして多様な情報を提供、解決する存在になりたい」
「上司・先輩と手法を共有し、自分のやり方を見直すきっかけとなった」
研修時の感想・気付きはこちら
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■成果
1)顧客視点の強化
- 個別の営業行為から「顧客の事業理解」へシフト
- 職員一人ひとりが提案内容を再定義
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2)組織的な営業力の標準化
- 営業手法を共有・言語化することで、チーム全体の底上げ
- 若手と中堅層の間でのナレッジ循環を形成
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3)強みの可視化と課題改善意欲
- 自身の課題を言語化できるようになり、改善への行動設計を自主的に実施
- ロープレ・ワークを通じ、即実践につながるスキル変革を醸成
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■まとめ
研修満足度は100%(大変満足:71%、満足:29%)と高評価を獲得しました。
参加者からは「顧客理解を深めるための準備を徹底したい」との実践意欲が示されており、営業活動の質的変革に向けた基盤形成につながりました。
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(参考)その他、金融機関の事例は以下を参照ください
▼ 導入成果事例(金融機関)
【地方銀行】地方銀行のエンゲージメント向上を支援
【信用金庫】営業生産性を最大5倍に向上
▼ 研修時の感想・気付き(某信用金庫)
研修受講後アンケート
▼ 金融機関向けコラム(複数回にて連載)
第1回:信用金庫・地方銀行が直面する構造課題とは?
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