【パート2/6】骨太金融コラムシリーズ! 5000万円の資産運用おすすめ運用戦略と配分の考え方 ②運用スタイルは3つに分かれる

五十嵐修平

五十嵐修平

テーマ:コラム

お仕事終わりの方も、息抜きにご覧の皆様もお疲れ様です。
株式会社バリューアドバイザーズの五十嵐です。

皆様、こんなお悩みをお持ちではないですか?

  • 5000万円を運用したいけれど、自分にはどんな配分が合っているんだろう…
  • 資産が減るのは絶対に嫌だけど、預金のままでは増えないのも不安…
  • バランスよく運用するって、具体的にどう分ければいいの?


全7回でお届けしている「5000万円の資産に適した運用戦略」、第2回となる今日は「3つの運用スタイル(元本重視型・バランス型・リターン重視型)」の特徴と具体的な資産配分の考え方について解説していきます。
最後までぜひお付き合いください。
前回の記事はこちら

運用スタイルは3タイプに分かれる

資産運用のスタイルは大きく「元本重視型」「バランス型」「リターン重視型」の3つに分けて考えられます。どのタイプを選ぶかは、目的・運用期間・リスク許容度によって変わります。5000万円という規模では、10%の価格下落で500万円の評価損が出るため、利回りだけでなく、下落時に精神的・財務的に耐えられるかどうかも重要な判断基準です。

以下に3タイプの概要をまとめます。

上記の配分はあくまで一般的な例です。年齢・目的・家族構成によって適切な配分は異なります。

5000万円を運用したいが、自分にはどんな配分が合っているか

元本重視型の特徴

元本重視型は、資産を大きく増やすよりも、大幅な価格変動を避けることを優先するスタイルです。退職金を受け取ったばかりの方、5000万円を老後資金として守りたい方、投資経験が浅く大きな下落に不安を感じる方に向いています。

主な運用対象は、預金・個人向け国債・国内債券・短期債券・債券型投資信託などです。ただしこれらは、元本が保証されているという意味ではありません。債券には金利上昇時の価格下落リスクや発行体の信用リスクがあり、外国債券には為替変動による損失リスクも伴います。利回りが高く見える外国債券も、円高に動けば損失が出る場合があります。

このスタイルの利点は、生活費や将来使う資金を守りながら運用しやすい点です。一方で、物価が上昇し続ける環境では、低リスク資産だけでは資産の実質価値が目減りする可能性があります。そのため、すべてを低リスク資産に置くのではなく、運用期間に余裕があれば一部に投資信託などの成長資産を組み合わせる考え方もあります。

バランス型の特徴

バランス型は、資産の一部を守りながら一部で中長期の成長を狙う運用スタイルです。多くの方にとって現実的な選択肢になりやすいため、ここを丁寧に説明します。

現金・債券・投資信託・株式・REITなどを組み合わせ、資産全体の値動きを抑えながら中長期で増やすことを目指します。一例として、生活防衛資金や近い将来使う資金は現金や債券で確保し、10年以上使わない資金はインデックスファンドなどで運用する設計が考えられます。

現金20〜30%・債券30〜40%・投資信託や株式30〜40%という配分はあくまで参考です。年齢が上がるにつれて守りの比率を高める、現役収入がある間はリスク資産の比率を高めるなど、ライフステージや目的に応じた調整が必要です。

定期的なリバランスも重要です。市場の変動によって当初の配分が崩れてきたとき、もとの比率に戻す作業を半年〜1年に一度程度行うことで、リスクの過度な偏りを防げます。

リターン重視型の特徴

リターン重視型は、資産を積極的に増やすことを優先するスタイルです。まだ現役収入がある方、生活費とは別に5000万円を運用できる方、20年以上の長期運用を前提にしている方、早期リタイアを目指す方に向いています。

主な運用対象は、株式・株式型投資信託・インデックスファンド・REIT・不動産、場合によってはオルタナティブ資産などです。期待リターンが高い分、値動きも大きくなります。5000万円のうち50%を株式で運用している場合、20%下落すれば500万円の評価損が出ます。この水準の損失が出ても保有を続けられるかどうかを、あらかじめ自分に問いかけてください。

リターン重視型でも、全額をリスク資産に回すことは現実的ではありません。現金や債券を一定割合確保しておくことで、暴落時に生活費が不足して資産を売却せざるを得ない状況を避けられます。下落局面で追加投資できる余地を残す観点からも、守りの資産は一定程度持っておく設計が重要です。

まとめ

今回は、ご自身の目的やリスク許容度に応じた「3つの運用スタイル」について解説しました。
次回(第3回)は、具体的にどのような商品を選び分散すればよいのか「5000万円のおすすめ運用方法の具体例(分散投資・インデックス・債券・不動産)」について詳しくお伝えします。ぜひ次回もご覧ください。

最後に

もし、ご自身の資産運用について「何から始めればいいか分からない」「現在のポートフォリオが最適かプロに見てほしい」とお悩みであれば、ぜひバリューアドバイザーズへご相談ください。

バリューアドバイザーズは、特定の金融機関に属さない独立系IFAとして、お客様の目標やライフプランに寄り添った中立で最適な資産運用をご提案しています。

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まとめ

本記事では、資産運用の相談先の選択肢について解説しました。
資産運用は長期にわたる取り組みです。焦らず、納得できる相談先を見つけることが、一歩目として大切です。

IFAは「お客様の資産を直接お預かりする」のではなく、「独立した立場で中立的なアドバイスをご提供し、証券会社への橋渡しをする」パートナーです。今回の内容が、皆様が安心してIFAを活用するための参考になれば幸いです。

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五十嵐修平
専門家

五十嵐修平(IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー))

株式会社バリューアドバイザーズ

50代・60代の資産運用をサポートし、丁寧なヒアリングをもとに、目的から逆算した「ゴールベース運用」を提案。堅実なチームコンサルティングでお客さまのお金の不安を解消に導きます。

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