【リアル店舗で成功する】 商業施設に出店するには
スイーツショップの出店
今回はたこ焼き、たい焼き、シュークリーム、チーズタルトなどの
焼き菓子の店舗を出店したいと相談を受けました。
お菓子の店舗ですからスイーツのショップになります。
スイーツも和菓子、洋菓子と様々ですし、
贈答品に使うような高級品から我々庶民が日常的に利用するお菓子まで様々です。
また、手土産として使える日持ちのするものから生ケーキなどの生菓子まで様々です。
パフォーマンスで売る店
製造方法や商品の用途によってお店を出店する場所も変わってきます。
その中で冒頭に出てきました焼き菓子はクッキーやせんべいなどのように日持ちするものではなく
鮮度が求められます(たい焼き、たこ焼きなどはは暖かいうちに食べたいものです)。
これらの商品はその商品のおいしさだけでなく、調理工程を見せるパフォーマンスも一つの売りになってきます。
このような実演販売は他のスイーツより有利です。
何せ甘い香り、香ばしい香りを周囲に運んでくれます。
この匂いに誘われて人が集まってきて、
目の前で繰り広げられるパフォーマンスに釘付けとなります。
こういうお店は駅ビルやデパ地下に出店すると威力を発揮します。
まず駅ビルは駅という大勢の人が利用する公共機関の場所になりますので
間違いなく人が集まってきます。
また、デパ地下にもたくさんのスイーツショップが集まり、
スイーツやデパ地下のお惣菜を買おうとする目的を持った人が集まってきます。
その人たちを甘い香りが誘います。
パフォーマンスで呼ぶ
私のお客様で餃子屋さんなのですが、手作りの豚まんも販売していて
大きな駅ビル地下の食料品フロアに出店していました。
大きな食料品フロアにはたくさんのお惣菜やスイーツの店が出店してます。
そのような広いフロアでは有利な通路、不利な通路ができてしまいます。
私のお客様は人の流れから外れた不利な通路に出店していたのですが、
香りとパフォーマンスでお客様を呼び込んで行列のできるお店になりました。
調理風景がガラス越しで見えるので
豚まんを手作りで包餡している工程、蒸し器から湯気が出る光景が見えます。
そして出来上がった豚まんを行列をしているお客様の目の前までもってきて販売します。
手作りの商品ですから一度に多くの商品が作れませんので
行列はいつまでも続きました。
もちろん美味しい豚まんですのでリピーターが付きました。
香りが人を呼び込むドーナツ
別の私のお客様で焼ドーナツのお店がありまして
こちらは駅ビルの人動線を捕まえる場所やショッピングモールの中に出店しました。
駅ビルの場合、大きなターミナル駅ではなくローカルの駅に出店したのですが、
乗換などで急ぎ足の人が何か気になってしまい足を止める。
そうすると同じような人がまた足を止め、いつの間にか行列ができて、
当時ワッフルマシーンで焼ドーナツを焼いていたのですが、
焼いても焼いても追いつかない状況でした。
同じ店がショッピングモールの中の多くの競合店がひしめく食料品フロアで
やはり甘い香りが有利に働き、
甘いバターの香りに誘われたお客様が集まってきて行列ができて、
行列がまた人を呼んでました。
繁盛店を出店するには
無名のお店は路面店でポツンと1軒出店していてもなかなか人が集まってくれません。
やはり、人が集まるお店がたくさん集まった場所で能力を発揮します。
もちろんこれには商品のおいしさや価格も関係してきますが、
無名のお店でも多くの店舗が集合した場所では
お客様に発見されて、お客様との出会いとなり認知されます。
この出会いが商品のおいしさでリピーターとなってくれます。
後々お店が大ヒットの繁盛店となりブランド力がついたら
路面店の家賃の安いところでもお客様を引っ張ってくることができます。
まずは繁盛店になることです。
ブランド力をつける事です。
その為には
何を(What)
誰に(Who)
どこで(Where)
どのように(How)
売るのかというのが重要です。
その為にどうすればよいのか?
ご相談ください。
https://www.store-location.jp/