為替で変わる中古車相場|円安・円高が売却価格に与える影響
パキスタン輸出が戻ったというニュース
最近、中古車業界では「パキスタン輸出が戻った」という話題を耳にするようになりました。
確かに財務省の貿易統計を見ると、パキスタン向け輸出は回復傾向が見られます。
しかし、ここで注意したいのは「何が輸出されているのか」です。
台数よりも車種構成を見る
今回のデータでは、軽自動車や1000cc未満の小型車は大幅に減少しています。
一方でランクルやプラドなど高額SUVの輸出台数は大きく減っていません。
その結果、輸出台数は少ないのに輸出単価は高い
という現象が起きています。
相場は平均値では語れない
これは中古車相場全体にも言えることです。
「相場が上がった」
と言われても、
どの車種が上がったのか。
どの年式が動いたのか。
輸出なのか国内需要なのか。
そこまで見なければ本当の姿は見えてきません。
車を売るときも同じ
査定現場でよく感じるのですが、お客様はニュースやSNSで見た情報を持ってきます。
もちろん参考になります。
でも最終的に大事なのは、
「あなたの車が今どの市場で評価されているのか」です。
相場を見るより先に、
自分の車の立ち位置を知る。
それが後悔しない売却につながると思っています。
まとめ
自分の車の立ち位置を知るにはどうしたらいいの?という質問に対しては
「ニュースを見て自分で結論を出さないこと」
とお伝えしています。
たとえば、
円安だから高いらしい
パキスタン輸出が復活したらしい
ランクルが高いらしい
ここまでは情報。
でも、
自分のヤリスクロス
自分のセレナ
自分のN-BOX
にどう影響するかは別の話です。
病院で例えるなら、医療ニュースを見て
「この薬が効くらしい」までは分かる。
でも、「じゃあ自分に必要なのか」は診察してみないと分からない。
車も同じです。
だから、相場を見るより先に、
「自分の車は今どの市場で評価されているのか」を確認すること。
国内需要なのか。輸出需要なのか。両方あるのか。それとも弱いのか。
まずそこを知ろうとすることが第一歩だと思います。


