新人研修をプロデュースする

柴原健次

柴原健次

テーマ:人材育成プロデュース

新入社員
2020年4月、令和初の新入社員を受け入れる企業にとって、とても重要な新入社員研修が待ち受けていますね。

令和時代に変わったからと言って特に何も変わらないかも知れませんが、井の中の蛙にならぬよう、”世代” が変わっていることを意識することが大事でしょう。

そして実は “時代” も変わっています。今、働き方改革時代です。どの企業に対しても2020年4月からさらに施行される法律に対応しなければなりません。法律内容はここではおいておくとして、その内容は社員全員に適用されます。もちろん新入社員に対してもですね。

ただ、ここで意識していただきたいと思うことは、法律の内容ではなく、それらが適用された仕事環境で社会人がスタートする人たちへの対応です。難しく書きましたが、簡単に言えば、まずは新入社員研修を改革しなければいけなくなっているということです。

少なくともまだ法律が施行されていなかった昨年度までの内容と同じではいけません。
今年度の新人研修から働き方改革時代の内容を取り入れた企業も少なくないと思いますが、それらの企業は新入社員の反応はどうだったでしょうか? もし良かったとしても、来年度はさらに変えていかなければなりません。今年度はこれまでと同じ内容で実施した企業も、来年度からは本格的に時代に沿った内容に変えていかなければなりません。

これらを怠ると、せっかく採用した有能な人材が早期に辞めていってしまうことを加速してしまいかねません。

まだ来年度の新人研修の内容が決まっていない企業は、ぜひすぐに検討を始めてください。もうすでに内容や外部講師のアサインなどが決まっていて枠組みが変えにくい企業も、やり方はありますし、やるべきことを組み入れることは可能です。

やるべきことって何でしょう?
企業の理念や経営方針、社員に対する考え方やメッセージを新入社員研修全体に組み入れることです。それらを浸透させることを目的にシナリオを書き、プロデュースすることが、新入社員も企業も繁栄をがめざせる第一歩となります。

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柴原健次
専門家

柴原健次(クリエイティブプロデューサー)

合同会社ヘルシーブレイン

経営者から個人まで「思い通りに自分らしく社会に貢献する」ことを目指し、脳科学、心理学、量子力学、AIを駆使して、これまでの考えが通用しない新しい時代の課題への対応を、しっかり寄り添いサポートしています

柴原健次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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