道交法改正 危険運転の対処法とは
厚生労働省と文部科学省の合同チームにより、児童虐待の緊急安全確認が調査されました。全国の小中学校で2月1日以降、欠席が2週間続いて理由が判然としないなどの理由で、学校側が児童相談所と情報共有したケースは1万2545件に上ります。健診の未受診や未就園の子供に対する安全確認では、3月時点で423人の安全が確認されていないことから、深刻な虐待を受けている可能性も危惧されています。被害を知りながら配慮もせず、適正に扱わず、懲戒処分された職員達もいました。
組織ぐるみの隠蔽隠匿体質や、権力の乱用や不正やねつ造やいじめやハラスメントは覆い隠され、高齢者に対する介護職員や家族からの虐待も過去最多と報道され、本当に嘆かわしい限りです。
たとえ被害を明らかにし発覚しても、加害者は聴く耳を持たず正当化し、被害者の苦しみを理解しないために、黙殺や先延ばし、報復によって更に苦境に追い込まれるなどの二次被害を招く場合もあり、むしろ関わるほど問題はこじれ、不当に扱われ疲弊し、不登校や休職や自殺に追い込まれるケースも多く、事態はかなり深刻です。被害者支援と加害者に対する心理教育は急務で、ますます被害者支援に力を注いでいきたいと、筆者も現在さまざまな調整を急いで進めているところです。
『 不正な人は義なる者たちにとって忌むべきものであり、その道において廉直な人は邪悪な者にとって忌むべきものである 』 -箴言29:27-
『 剣で突き刺すかのように無思慮に話す者がいる。しかし、賢い者たちの舌は人をいやす 』 -箴言12:18-
港区 白金台 自然教育園
ではどうすれば虐待したりせず、むしろ賢い者としていじめられ不当に扱われている人を癒すことができるでしょうか。英語で虐待を表す言葉はmistreat(ment)ミストリートメントで、悪い扱い、待遇、処遇、手当、治療などの意味があり、問題を適正に扱わないのも虐げです。それに対して、悪は憎みつつ他の人を決して不快にさせないことは、昔から真の教養の表れといわれています。
もし私達のすべてが、正しく適切に扱わないだけでも虐待になるとの共通認識がもてれば、無作法や無神経で人を傷つけたり、陰湿ないじめや虐待、心理的精神的感情的な言葉や態度による暴力もモラル・ハラスメントも少しは減ると考え、そう願ってもおります。みなさまが賢人の言葉や聖書の格言や真の教養をもって人間力を高め、お互いの尊厳を重んじ、敬意を払いあえますように。