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不安障害も心の傷も手放す 神経言語的アプローチとは

2017年5月1日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:被害者支援

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

 色鮮やかなサツキやコデマリ、バラやハナミズキが咲き乱れ、柿や木々の新緑がまぶしいですね。
友人と買い物した吉祥寺では地元のJAZZの生演奏を背景に、街中や公園まで大勢の人達で賑わっていました。筆者は連休も結局仕事がらみで、セミナーででかけた銀座界隈では、オープンしたばかりの銀座6で、家族連れなど大勢が屋上庭園で写真撮影していましたが、みなさまはゴールデンウィーク、どう過ごされていましたか?

 これほど快適な季節であっても、仕事柄心から楽しめずむしろ苦しんでいる人達がいること、5月病予備軍もいることなどをつい考えてしまいます。最近は異常気象で寒暖の差も激しいので、多くの方が気象病で自律神経を乱し体調を崩しておられます。人間関係など身近なストレスから事故、犯罪、災害、経済不安、政情不安、テロ、戦争まで、今や世界中の人達が様々な不安や脅威にさらされていて、フェイクか真実か混乱する中、メディアを通して毎日嘆かわしい現場を目撃しています。   G SIX RF ↓
  5年ほど前の米国立精神衛生研究所(NIMH)によれば「アメリカの18歳以上の大人のうち,年間4,000万人ほどが不安障害を患って」パニック障害、強迫性障害、社会恐怖症、社会不安障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)との報告でした。情勢の変化などで、おそらく現在はもっと増えていると思われます。またIT社会は、人間の豊かな想像力やリアルな体験を乏しくし、批判的懐疑的で、人の感情や痛みや苦しみに対する感情移入をしにくくしているような気がしてなりません。

『 不法が増すために、大半の者の愛が冷えるでしょう 』 - マタイによる福音書 24:12 -

今は人の尊厳を傷つけるいじめや自覚もない言葉の暴力、苦々しいねたみや競争心、権力の乱用や派閥や対立ではりあい傷つけ、動物のように嚙みあったり食いあったりしている場合ではありません。不公正や不法の影響を受けることなく、むしろ話に耳を傾けて理解を示し、慰めあい、うそをついたりへつらったりせず、誠実にほめる、ねぎらう、感謝するなどの気づかいや言葉かけだけで、誰でも平和に貢献できるはずですが、みなさまはきっと、すでにそうしておられることと思います。

『 互いに慰め、互いに築き上げることを、あなた方が現に行なっているとおりに続けてゆきなさい 』 テサロニケ人への第一の手紙 5:11

 不安障害、心の傷、PTSD、アレルギー、ある種の病さえ、脳のイメージする力と神経言語的アプローチで手放す効果が、戦争帰還兵を含む多くの被験者の臨床例で認められてきました。筆者もクライアントさんのトラウマ除去などの効果を実感していますが、米国NLP&コーチング研究所ダイナミック・スピン・リリース TM  トレーナーとして、日本初の資格認定を4月に取得できました。ぜひとも学んだことを活用し、カウンセリング、コーチング、セミナー、被害者支援でみなさまが無意識に持っているネガティブな感情や思考、気づいていない原因やトラウマを手放し、存在意義や自尊心や可能性を引き出せるよう、少しでもお手伝いしてゆけますように。

この記事を書いたプロ

星河愛子

女性の心のケアと目標達成を後押しする健康心理士

星河愛子(サテライト合同会社)

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