コロナ疲れ 心身の不調から早く抜け出す方法とは
55EB(エクサバイト)。2013年末にインターネット上を流れた情報量とか。2014年には767EBと約14倍に増えています。1000KBが1MB 1000MBが1GB、1000GBが1TB、1000TBが1PB、1000PBが1EB。数字に弱い筆者には気が遠くなる数字ですが、日本のインターネット人口が1億18万人、世界では34億9000万人。無料で広告できる手軽さからメール全体の97%は迷惑メールといわれる中、必要な情報はわずか3%ということになります。玉石混淆の情報洪水の中から、本当に信頼でき、価値ある情報を選ぶためには、価値基準を見直し、意識的に見分ける必要を、みなさまもますます認識されておられることと思います。
膨大な不要情報の中、攻撃メールの被害を少しでも未然に防ぎたいとの願いから、東京都認定 eメディアリーダーで、ITコンサルタントのチェックフィールド(株)代表目代純平様は、「ココが怖い 急増するメール攻撃とその見分け方」マイベストプロ東京セミナーで事例や特徴、対処のしかたを紹介して下さいました。筆者自身、いつ何から感染するかと日頃脅威を感じていましたので、とても参考になりました。多くの方にもぜひ知って頂きたいとの同じ願いから、一部をご紹介いたします。
『 わたしは不真実な者たちと共に座りませんでした。
わたしは自分がどんな者かを隠す者たちと共に入って行きません。 』 -詩編26:4
世界でも多くアクセスされ信頼できる、健全で有益なサイトや情報を活用する参考になれば幸いです。
◆ 攻撃型メールとは
無差別型攻撃メールは、不特定多数をねらったテロに近いもの。標的型攻撃メールは、ソーシャルエンジニアリングや取引先になりすまし、巧妙で気づかない例が多く、受信者が興味をもつ信頼できそうな件名やアドレス、件名に関する本文と内容にあったファイルが添付、感染するとセキュリティを乗り越え接続口を勝手に開き、パソコン内の情報を収集して外部に送信し、勝手に暗号化して開かなくなるほか、ネットバンキングやショッピングサイトのパスワードを盗まれて勝手に預金を引き出されたり、買い物をされる被害もあります。フリーメールは二段階認証にし、ネットバンキング保護対策も入ったウィルス対策ソフトがおすすめですが、筆者も最新情報や感染チェックをまめにするよう心がけ警戒しています。(メールの情報交換を望まない企業や個人の方は、ご希望の連絡方法にて対応いたしますのでお申し出下さい。)
◆ 攻撃型メールの特徴
身代金ウィルスなどの特徴は、文字化けや不自然な日本語、不審なZIPファイルが添付されていること、差出人の記載がいっさいないなどで見分けられるそうです。ファイル名にIMGなどが含まれ、JPG.exeと画像ファイルを偽装しており、ファイルを実行すると勝手に暗号化されてロックがかかり、復元するためにはお金を払えとメッセージが残されます。本文やリンク先によっては、フィッシング詐欺、ランサムウェア被害、ワンクリック不正請求、次の攻撃を成功させるための情報として悪用される被害があります。
◆ 感染予防と対処のしかた
社内教育を徹底すること 送信者に確認すること ファイルを保護する 迷惑メール設定を強化する 警視庁や専門のセキュリティ企業から最新情報を入手 万一怪しいメールを開いてしまった場合即座に管理者に知らせる 万一被害にあってしまったら、まずLAN:ケーブルを抜くか無線LANをOFFにしてネットワークから切り離し、全体ウィルススキャンで感染の有無を調べ、念のためシステム管理者や専門業者に見てもらう などの対策がとれるそうです。
感染チェックなどを含む最新情報や対策は(社)日本サイバー犯罪対策センター https://www.jc3.or.jp/ でご覧になれます。 (よみうりランド夜景)
みなさまが、ソフトやウィルス対策ソフトや定義ファイル、パスワード等を最新に保ち、添付ファイルや本文中のURLをよく見て、不審なものを見分けて安易に開かず先方に問い合わせるなどして、感染被害やトラブルに巻き込まれませんように。