被災者・被害者の方々へ 心を癒す方法とは
大型台風で様々な被害に見舞われた方々に、こころからお見舞い申し上げます。いまだなすべきことが山積みでどこから手をつけてよいかわからず、悲しんだり落ち込んだり、途方にくれながら作業をしている方々もおられることと思います。
今年は「XバンドMPレーダー」という気象予報士も用いるアプリをダウンロードして、豪雨や雷のエリアをリアルタイムで見ていましたが、地元も含め広範囲にわたって豪雨を示す真っ赤な色で染まって地名すら見えなくなり、初めて紫色のエリアも見ました。注意報も豪雨洪水警報も避難勧告も短時間の雨量も風速も、かつてない規模でした。週明けにはまた大型の迷走台風が来るようで、浸水や土砂崩れや土石流などの更なる被害の拡大が心配です。しかも世界各地で、そこからここへと、地震や自然災害の規模も頻度も脅威も増大しています。
地球温暖化による大規模な天変地異や自然災害や異常気象は予想されていましたし、世界中を旅する探検家たちも地球の様々な異変に気づいていました。 最新科学による観測や予測によって、過去の数々の自然災害の被害の経験値に基づいて、注意や警告を呼びかけ少ない被害で済むよう努力しても、自然の驚異を目のあたりにすると無力さを痛感させられます。どれほどショックや動揺が大きく、疲弊していても、せめて、お互いに助け合い、慰め合いたいものですね。
「 わたしたちが知るとおり、創造物すべては今に至るまで共にうめき、共に苦痛を抱いているのです 」 ローマ8章22節
「 信仰、希望、愛、これら三つは残ります。しかし、このうち最大のものは愛です 」 コリント人への第一の手紙13章13節
自然災害や事故、壮絶ないじめや犯罪に巻き込まれ、自分や身内に被害が及ぶのはとてもつらいものですが、決して何か悪いことをした結果でも神のせいでもありません。善意から悪気もなく無理解で心ない言葉や態度に傷ついたり、自分を責めて落ち込むことすらあるかもしれませんが、今置かれている状況や物事を客観的に分析し、信仰や希望や愛をもって、利他的に当面できることに集中することは、多くの場合ショックや悲しみや痛手に呑み込まれない助けになるようです。筆者自身いつ何があっても悔いのない生き方をし、みなさまが一日も早く復旧また回復し、立ち直れますよう、毎日お祈りしております。