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島田英泰プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

剪定で樹木(庭木)の花つきを良くするためには

島田英泰

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テーマ:樹木の剪定

基本的には花が咲き終わったすぐ後に剪定すれば、花芽を切り取らなくて済みます。
例えば、サクラでは4月下旬頃、ヤマボウシでは8月頃かと思います。
この時期に剪定を行えば花芽分化期までに伸びた枝へ花芽が形成されるので、花付きが良くなります。
開花前に花芽を見分けながら剪定することもよいかもしれません。
※実の観賞を楽しみたい場合は結実後の剪定になりますが、剪定である程度花芽を切り落としてしまうことが考えられます。

花芽の多くは横へ伸びる枝へ形成され、真上に伸びる枝へは形成されにくい特性があります(樹種によりますが)。
そのため、枝が横へ伸ばせるスペースをつくるように整枝すると良いでしょう。
このように整枝する方法は、樹木(庭木)の横への成長が抑制され、通路や隣地への越境枝を抑えることにも適しています。

新葉や頂芽を残すように剪定することも有効です。

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島田英泰
専門家

島田英泰(造園業)

緑生環

アメリカ発祥の剪定方法と自身の研究成果から、植物が持っている心理的安らぎを与える効果や猛暑を緩和する効果などの生態系サービスを高めて、植物が私たちの生活の質を高める存在になることを目指しています。

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