リファスタ|オパールは水の宝石・本物の見分け方

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:宝石相場

リファスタです。今回は、水から生まれた宝石オパールを、生い立ち・輝きの仕組み・本物の見分け方・お手入れの4つの観点でまとめます。

この記事を読むと、オパールがどうやって生まれたのか、なぜ虹色に光るのか、本物を見抜く二つのポイント、そして正しいお手入れの方法が分かります。

結論からお伝えします。オパールは、マグマの熱で結晶になった石ではありません。地中に染み込んだシリカを含む水が、長い時間をかけて静かに固まってできた非晶質の石です。だから今も、石の中に水分をかかえています。そして売るときにいちばん大切なのは、その石が天然か、合成か、貼り合わせかを正しく見極めることです。

■水から生まれた宝石

オパールは非晶質、つまり結晶の形を持たない鉱物です。ダイヤやルビーが地下の熱と圧力で規則正しい結晶になるのに対し、オパールはシリカを含んだ水が、すき間に少しずつ沈殿して固まります。含水率はおよそ3〜10%で、石そのものが水分をかかえています。硬さはモース硬度で5.5〜6.5と比較的やわらかく、ぶつければ欠けます。オーストラリアが世界の主要な産地で、あちらでは国を代表する宝石として扱われています。地球が水と時間で作ったタイムカプセル、それがオパールです。

■なぜ虹色に光るのか──遊色効果

この虹色の輝きを、宝石学では遊色効果、プレイ・オブ・カラーと呼びます。オパールの中には、目に見えないほど小さなシリカの球が、レンガのように三次元で規則正しく並んでいます。その球のすき間を光が通り抜けるとき、光が曲がり、たがいに強め合ったり打ち消し合ったりします。これが回折と干渉という現象です。球の大きさや並び方で見える色が変わるため、傾ける角度で赤が出たり、緑や青が走ったりします。色が動いて見えること、それ自体が天然オパールの個性です。

■本物の見分け方──10倍ルーペの二つのポイント

オパールは人気がある分、昔から模造石が作られてきました。10倍ルーペで見抜くポイントは二つです。一つ目は模様です。人工的に作られた合成オパールは、上から見ると色の境目がはっきりした、トカゲの皮のような模様が出ます。横から見ると、色が柱のようにまっすぐ立つ柱状構造が見えます。天然の色は、もっと不規則でなめらかにつながります。二つ目は貼り合わせです。薄いオパールを黒い土台に貼ったものをダブレット、その上に水晶のドームをのせたものをトリプレットと呼びます。横から見てまっすぐな接合線が一本入っていたら、それは貼り合わせ石です。ほかにも、プラスチック製は驚くほど軽く、ガラスの模造石は中に金属の箔のような反射が見えます。

■お手入れ──熱と乾燥が敵、超音波洗浄機はNG

オパールは水から生まれ、今も水分をかかえたデリケートな石です。だから熱と乾燥が一番の敵です。強い直射日光や暖房の風に当て続けると、水分が抜けて白く濁り、ひび割れを起こします。これをクレイジングと呼びます。そして超音波洗浄機は絶対に使わないでください。内部から一気に割れることがあります。ふだんのお手入れは、使ったあとにやわらかい布で汗や皮脂を拭き取るだけで十分です。汚れたときは、ぬるま湯で優しく洗い、すぐに布で水分を吸い取ってあげてください。

■まとめ

オパールは、水と時間が作った非晶質の宝石で、遊色効果という光の現象で虹色に輝きます。デリケートな石なので、熱と乾燥、そして超音波洗浄機は避けてください。天然か、合成か、貼り合わせか。その見極めが、売るときの価格を大きく左右します。

■天然か、合成か、貼り合わせか──買取の見極め

買取でいちばん大切なのは、その石が天然か、合成か、貼り合わせかを正しく見極めることです。ここを見誤ると、本来の価値で売れなくなります。リファスタでは、この見極めの過程を拡大モニターに映し、お客様と一緒に確認します。LINEでの無料相談、公開している買取価格表、そして1点ごとの明細書で、価値の根拠を正確にお伝えします。

【買取サービスのご案内】

リファスタは東京池袋店・大阪心斎橋店の2店舗です。ご来店は完全予約制、定休日は毎週水曜・日曜です。LINE査定・宅配買取は全国対応で受け付けています。


※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。

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杉兼太朗
専門家

杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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